新型コロナで就活に異変。「ウェブ面接」で感染リスク軽減、システム無償提供も

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新型コロナウイルスの影響でウェブ面接を導入する企業が増えている(写真はイメージです)。

提供:スタジアム

新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、採用面接をウェブ上で行う企業が出はじめた。

人材サービス大手エン・ジャパンは、2月5日から2021年春入社の新卒向け面談をウェブ上で実施することを決定。ウェブ面接システムを提供する会社でも、期間限定でサービスの一部を無償提供すると発表するなど、コロナウイルスの影響は新卒採用にも及んでいる。

面談はスカイプで

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エン・ジャパンでは2月5日以降、面談をウェブ上で行うことを決めた。

提供:エン・ジャパン

エン・ジャパンでは、コロナウイルスへの感染リスクを軽減させるため、2月5日以降に行う新卒採用向けの面談をSkype(スカイプ)で行うことを決めた。人事部などの社員が行う面談が対象で、期間は2月中を想定している。担当者は「状況次第では、ウェブ面談の期間を延長することも想定している」という。

同社では2015年頃から、地方の学生の交通費や移動時間を削減するため、ウェブ上での面談を導入。現在は約2~3割の面談をウェブ上で行っているという。

「学生が安心して面談できる体制を考えました。これまでもウェブ面談を行ってきているので、大きな影響はないと考えています」(同社採用担当者)

ウェブ面接システムを無料で提供

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「ウェブ面接の需要は増えている」と話すスタジアムの前澤隆一郎氏。

撮影:横山耕太郎

ウェブ面接システム「インタビューメーカー」を提供するスタジアムでは、新規の利用者を対象に、3月末までサービスの一部を無償で提供することを1月28日に発表した。

同システムはクラウド上で履歴書などの情報を管理。場所を選ばず手軽に面接ができるサービスとして、1100社以上に採用されているという。

通常は初期費用と月額約4万円の利用料がかかるサービスだが、3月末までは面接30回まで無料で使用できるようにする。すでに化粧品会社や大手メーカーなどからも申し込みがあったという。

同社執行役員の前澤隆一氏は次のように話す。

「ツイッター上にはコロナウイルスを心配する就活生の声が多くあがっていました。GMOは在宅勤務を発表しましたが、採用面接は自社の従業員を守るだけでなく、面接を受ける側も守らないといけません。これから新卒の採用面接が本格化しますが、ウェブ面接の需要が高まっていると感じています」

(文・横山耕太郎)

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