コロナビールの検索数が急増…グーグルの予測検索候補が影響か

検索が急増、しかしコロナビールは顧客がウイルスと混同してないことを信じている

メキシコのビール「コロナ」は、中国で拡大する新型コロナウイルスとは一切関係ない。

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  • 人々は、ビールのコロナ・エキストラと、新型コロナウイルスを混同しているのかもしれない。
  • 「corona beer virus(コロナ、ビール、ウイルス)」「beer virus(ビール、ウイルス)」「beer coronavirus(ビール、コロナウイルス)」のインターネットでの検索数が、1月18日以降、急増した
  • コロナビールを販売する会社は、顧客がウイルスとビールを結び付けているわけではないと信じているとBusiness Insiderに語った。
  • 「新型コロナウイルスと我々の商品が関係ないことを顧客は理解している」とコロナをアメリカで販売するコンステレーション・ブランズの広報担当者、マギー・ボーマン氏はBusiness Insiderに語った。

コロナ・エクストラは、ネット検索データはその単語を検索している人がいることをただ表しているだけで、「顧客は、死者を出している中国武漢の新型コロナウイルスとコロナビールを結びつけることはないと信じている」と話している。

1月18日以来、「corona beer virus(コロナ、ビール、ウイルス)」「beer virus(ビール、ウイルス)」「beer coronavirus(ビール、コロナウイルス)」が世界で増えており、ビールとウイルスを混同し結び付けていることは明らかだ。

だがビール会社は、心配していないようだ。

「新型コロナウイルスと我々の商品は関連しないと顧客はわかっていると、信じている」と、コロナをアメリカで販売するコンステレーション・ブランズ(Constellation Brands)のシニア・コミュニケーションズ・ディレクターのマギー・ボーマン(Maggie Bowman)氏はBusiness Insiderに語った。

Googleトレンドでは、1月18日から26日にかけて「corona beer virus(コロナ、ビール、ウイルス)」の検索数が世界で2300%跳ね上がった。

「beer virus(ビール、ウイルス)」の検索数は同期間で744%、「beer coronavirus(ビール、コロナウイルス)」は3233%だ。

もちろん、ビールとウイルスに関係はない。

検索数の増加が目立っているが、グーグルの検索エンジンは人気のある単語を自動的に検索候補として提案するようにプログラムされていることに注意が大切だ。そのため、コロナビールと新型コロナウィルスの検索数急上昇は、プログラムが引き起こしている可能性もある。

「コロナ(corona)」はラテン語で王冠を意味し、スペイン語でも同じ。コロナ・ビールはメキシコが起源だ。英語で解剖学用語の「コロナ」は、王冠に似た体の部位に使われる。「コロナウイルス」という名前は、顕微鏡で見ると冠に似た突起があることに由来することを、Business Insiderでも報じている

1月31日までに、報告されたところでは、中国の武漢で12月初旬に発生した新型コロナウイルスによって、1万人近くが感染して少なくとも200人が死亡した。武漢や中国の複数の都市は、ウイルス拡散防止のため、封鎖されているが、日本、アメリカなど少なくとも18カ国で、新型コロナウイルスの症例が報告されている。

[原文:Corona, the beer company, says it trusts customers not to link its drinks to the deadly Wuhan coronavirus as searches rise for 'corona beer virus'

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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