リサ・リップマンは過去4年間で10億ドル以上の不動産を売った。
Brown Harris Stevens
- リサ・リップマンは、不動産業界で20年以上働いていて、過去4年間に10億ドル以上の不動産を売った。
- 彼女はマンハッタン中の富裕層クライアントを抱えている。
- リップマンは、Business Insiderに、仕事を整理するのに役立つ3つの重要なトリックがあると語った。
マンハッタンの不動産ブローカー、リサ・K・リップマン(Lisa K. Lippman)は、過去4年間に10億ドル以上の不動産を売った。
リップマンは高級不動産を扱うBrown Harris Stevensのブローカーであり、2016年からの3年間は同社の売上ナンバー1だった。ウォール・ストリート・ジャーナルは2016年に、彼女をマンハッタンで4番目のブローカーだとした。リップマンはBusiness Insiderの取材に対し、マンハッタン全域の大口顧客のために1日16時間働いていると述べ、仕事の秩序を保つのに役立つ三つの重要なトリックを明らかにした。
彼女からのアドバイスは以下の通り。
1.処理を後回しにしたメールにはフラグを付けておく
リップマンはBusiness Insiderに、1時間ごとにチェックすることで自分宛ての電子メールを常に把握していると語った。彼女は、すべてのメールに3時間以内に回答する必要があると考えています。また、すぐに回答できない重要なメールにはフラグを付けて、受信トレイの中で迷子にならないようにすることを提案する。
「マルチタスクを上手にこなすには、どのメールにすぐに返信しなければならないのか、どのメールが数時間待てるのかを判断することが必要」とリップマンは言った。
2019年4月、Business Insiderはメール管理のための8つのヒントをまとめました。記事ではタイムリーに返信するためには、メールの送信日時を設定することを提案している。昨年、Gmailユーザーはその機能を使えるようになった。「送信」ボタンの横にある矢印を押すと表示される。記事によるとOutlookにもその機能がある。
2.仕事中はソーシャルメディアから遠ざかる
リップマンはプライベートと仕事の両方のソーシャルメディア・アカウントを持っているが、日中はそれらをチェックしないとBusiness Insiderに語った。ソーシャルメディアを使う人たちが仕事に集中できていないことに気づいたからだ。
「仕事中にソーシャルメディアを使うことは時間の無駄」とリップマン。「それはあなたの頭脳を目の前の仕事から離れさせてしまう」
3.「電話をください」とは決して言わない
リップマンはクライアントと話をする時間を確保しているが、それは彼らに重要だと感じてもらいたいからだ。誰かに電話がほしいと言われると、その人の都合を確認して、カレンダーに予約を入れる。
「電話をかけてくれるように言うのではなく、いつ話をするかを設定する。私の仕事は、いつもアポイントで外出していて、机に向かって座っていることは少ないから」とリップマンは言う。
「もし時間を設定しなければ、クライアントと行き違いになってなかなか連絡がつかないことになる。それは楽しいことではないし、彼らも私のことを重要だと思わない」
リップマンの時間管理に関するアドバイスは、多くのビジネス・リーダーや専門家のアドバイスと同じだ。Business Insiderの記事によると、ビジネスコンサルタントのグレッグ・マッコーエン(Greg McKeown)は、何かを完成させるのにかかる時間を見積もるときは、それを3倍にすると言う。
ToDoリストのほとんどの項目は、当初の予定よりも時間がかかるものだ。カレンダーを作ったり、リストを作ったり、短い休憩を取ったりすることは、仕事の生産性を高めると専門家は語っている。
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)