次回は2/17から。“1人最大7万円還元”の「au PAY祭り」がわかる5つのコツ

au PAYキャンペーン

毎週10億円のキャンペーンを実施するKDDI。

撮影:小山安博

KDDIが提供するコード決済の「au PAY」が2月10日から一大キャンペーンを実施する。

毎週10億円の還元を7週間にわたって実施するため、トータルで70億円還元になる。コード決済ではPayPayが2018年に「100億円還元」を実施したが、それに次ぐ久々の「大規模キャンペーン」だ。

「1人最大7万円」の還元を得るための条件などを解説しよう。

還元のコツ1)auユーザー以外でもキャンペーンは参加可能

au PAYで使えるクレジットカード

au PAYのチャージに使えるクレジットカードの対応表。

出典:KDDI

au PAYは、KDDIが提供するアカウント「au ID」を登録した人が使えるコード決済だ。名前には「au」とつくが、au以外の、NTTドコモやソフトバンク、MVNOを使っている人でIDを取得できる。

以降はau IDを取得し、au PAYを使用可能な状態になっている、という前提で話を進める。なお、auユーザーの場合、「au WALLETプリペイドカード」の申し込みも必要だ。

また、支払いには「au WALLET残高」へのチャージが必要。チャージ方法は以下の7種類だが、クレジットカードはMastercard、アメリカン・エキスプレスに対応。VisaおよびJCBはクレジットカード発行会社によって対応が異なる(いずれの場合も3Dセキュア認証が必須)。

還元のコツ2)期間ごとに3万円相当還元

au PAYアプリ

au PAYアプリ。起動するとコードが表示されるので、店頭でコードを示して読み取ってもらって支払いを行う。

2月4日にau PAY用のアプリが「au WALLET」アプリから「au PAY」アプリに名称が変更された。

今回の「誰でも! 毎週10億円! もらえるキャンペーン」はそのリニューアルに合わせたもの。2月10日から3月29日まで開催される。

還元されるのはau IDに紐付いたポイントサービス「au WALLETポイント」。au WALLETポイントは、au PAYに登録して普段の支払いに使える。

ちなみに、このau WALLETポイントは、5月をめどに共通ポイントのPontaと統合される。


キャンペーン

毎週10億円を還元するキャンペーン。

還元額は毎週10億円だが、還元の上限は「3週間ごとのステージ」で決まっている。

au PAY還元額。

キャンペーンの各期間で20%還元、キャッシュレス還元事業による最大5%還元が狙える。

作成:Business Insider Japan

割合としては「1週間1万ポイント」だが、ステージ1と2の場合は3週間まとめて3万ポイントとなるため、より多くの還元が受けられる。還元は1週間で10億円まで。仮に買いたいタイミングで還元額がなくても、翌週になれば10億円が復活するので、より多くの人が還元を受けられることになる。

肝心の還元額は「決済金額の20%」だ。通常、au PAYは200円につき1ポイント(0.5%)が付与されるが、これが“40倍”になるのが今回のキャンペーンだ。つまり、200円につき40ポイントが付与される。200円に満たない場合はポイントがつかないので、端数には注意が必要だ。

ステージ1と2の場合、これが3万ポイントまで還元されるため、最大の決済額は15万円。ステージ3は1万ポイントが上限なので、還元対象の決済額は5万円まで。この3ステージ全てを合わせると、35万円の決済に対して最大7万ポイントが還元される、ということになる。

なお、2019年10月から実施されている消費者還元事業の5%もしくは2%の還元も合わせて狙える。

還元のコツ3)全額還元対象にならない! 大きな金額の決済に注意

キャンペーン開始日

星印がスタートの日、水色の丸が1週間の最終日。1週間ごとに10億円の還元はリセットされる。

注意したいのは、1度に35万円の決済をしても、対象となるのはそのステージの上限額までとなるので、ステージ1と2では15万円に対して3万ポイント、ステージ3なら5万円に対する1万ポイントまでしか還元されないという点だ。

au PAYは1回の支払額は最大25万円までという制限があるため、1度に35万円は支払えないが、それでも最大の25万円の決済をしても、全額は還元対象にならないことは気をつけたい。

還元のコツ4)キャンペーン対象は「au PAYが使える全店」狙い目は……?

au PAY加盟店

au PAY対応店舗であれば全て還元の対象となる。

対象となる店舗は幅広く、au PAYが使える全ての店舗が対象となる。au PAYは楽天が提供するコード決済「楽天ペイ」と協業しており、楽天ペイ対応店舗でもau PAYが使える。この楽天ペイ対応店舗も、今回のキャンペーンの対象店だ。

全ての楽天ペイ対応店舗でau PAYが使えるとは限らないが、au PAYが使えさえすればキャンペーン対象になる。

なお、今後ローソンではさらなる還元キャンペーンも実施予定。現時点で詳細は明らかにされていないが、さらなるポイントの獲得が可能になりそうだ。

還元のコツ5)他ポイントのキャンペーンと合わせて40%還元も狙える

aupayc07-2

ビックポイントの還元率は商品による。ローソン、ファミリーマートでdポイント還元を受けるには別途エントリーが必要。なお、ファミリーマートでのdポイント付与は通常時200円につき1ポイント。

作成:Business Insider Japan

家電量販店も使えるので、家電やスマートフォンといった高額商品も対象。4月からの新生活を前に、いろいろな生活用品を揃えるのにも有効だ。

なお、同キャンペーン中、2月16日まではローソン、17日まではファミリーマートにおいて、dポイントカードを提示するだけで(決済方法は問わずに)dポイントが20%貯まるキャンペーンが実施されている。

支払い方法がau PAYでも貯まるため、仮に1000円分の商品を買うとau WALLETポイントが200ポイント、dポイントが200ポイント貯まる。

上限はローソンが1万円(2000ポイント)、ファミリーマートが1万5000円(3000ポイント)で、計5000ポイントがdポイントとして貯まる。こんな風に、同時開催の別キャンペーンを組み合わせるのも賢い方法だ。

編集部より:家電量販店やコンビニでの利用に関する図表中のdポイントの表現について、より正確な文に改めています。 2020年2月10日 13:50

(文、撮影・小山安博)


小山安博:ネットニュース編集部で編集者兼記者、デスクを経て2005年6月から独立して現在に至る。専門はセキュリティ、デジカメ、携帯電話など。発表会取材、インタビュー取材、海外取材、製品レビューまで幅広く手がける。

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