武漢で働く看護師、防護服のドレスと手袋のブーケでビデオチャット結婚式

ビデオチャット結婚式の新郎新婦

防護服で作ったベールをまとい、手袋のブーケを持つ新婦。別の看護師が新郎の代わりを務めた。

CGTN/Twitter

  • 武漢で働く看護師が、婚約者とビデオチャットで結婚式を挙げた。病院の同僚たちがセッティングした。
  • 看護師のタン・シンシンさんは、防護服でできたウェディングドレスとベールを身にまとい、ゴム手袋でできたブーケを手に持った。
  • 医療従事者が感じている「ウィルスを撃退しなければ」というプレッシャーを和らげるため、同僚たちがサプライズで式をセッティングしてくれたのだとタンさんは述べた。

武漢で働く看護師が、防護服でできたウェディングドレスとベールを身にまとい、婚約者とビデオチャットで結婚式を挙げた。武漢は大流行中の新型コロナウイルスCOVID-19との戦いの中心地で、彼女はその真っ只中にいる。

CGTN(China Global Television Network)が投稿した動画に登場するのは、防護服のドレスに身を包み、ゴム手袋のブーケを持った、看護師のタン・シンシン(Tang Xingxing)さんだ。タンさんは現地時間の2月11日、武漢の病院で、手作りの「バージンロード」を歩き、新郎のもとへ向かった。新郎はビデオチャットで参加した。動画の字幕によると、「すぐに戻ってあなたと結婚する」とタンさんは述べた。

彼女と腕を組んで歩いたのは、別の医療従事者だ。新郎の代役を務め、タンさんへの誓いの言葉を読み上げた。

字幕によると、「大事にする、愛してる、君を永遠に大切にする」と新郎役。

「君が人々を救う天使なら、僕が羽になって君を支え、そばにいよう」

医療従事者が持つ、ウィルスを「撃退」しなければならないというプレッシャーを和らげるため、同僚たちがサプライズで式をセッティングしてくれたのだとタンさんは述べた。

「皆、とてつもないプレッシャーに晒されている。早く家に帰りたい」とタンさんは動画で述べた。

「あらゆる手を尽くして、COVID-19を撃退したい」

「防護服のウェディングドレス」と手袋のブーケでお祝い、武漢で働く看護師の「ビデオコール結婚式」、#ValentinesDay前日、#coronavirus感染症中心地にて。

武漢の医療従事者たちは、過酷なシフトで援助物資もほとんどなく、自らが感染する可能性も高い中、多大な犠牲を払って急速に拡大するコロナウイルスと闘い続けている。中国政府はこのほど、医療従事者約1700人が感染し、うち6人が死亡したと発表した。調査の結果、感染者の29%が医療従事者であるということが分かっている。

[原文:A nurse in Wuhan, wearing a dress and veil made from a hazmat suit, married her fiancée via video chat

(翻訳:Ito Yasuko、編集:Toshihiko Inoue)

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