[更新]東京国立博物館、新型コロナで「当面は臨時休館を延長」。西洋美術館、科学博物館も追随

東京国立博物館

東京国立博物館。新型コロナウイルスの流行にともない休館を発表。

Nonnakrit/Shutterstock.com

東京国立博物館は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、3月16日(月曜日)まで休館するとしていたが、政府の継続要請を受け、3月12日に「3月17日(火)以降も当面は臨時休館を延長」すると発表した。

隣接する国立科学博物館、国立西洋美術館も足並みを揃え、13日に臨時休館を延長すると発表した。

再開日については、いずれの館も「今後の感染状況や政府の動向を鑑み、慎重に判断し」、それぞれのホームページやSNSなどで適宜告知するという。

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東京国立博物館のウェブサイトで発表された臨時休館延長のお知らせ。

Screenshot of Tokyo National Museum website

政府の新型コロナウイルス感染症対策本部は2月25日、「イベント等の開催について、現時点で全国一律の自粛要請を行うものではないが」という前提のもと、大規模なイベントなどの自粛を検討するよう要請。翌26日には、安倍首相から、大規模なスポーツイベントなどについて、中止か延期、あるいは規模の縮小を要請する考えが示されていた。

感染の急速な拡大にともなう医療崩壊を防ぐため、ほかにも、国内のさまざまなイベントや文化施設、娯楽施設などで休止が相次いでいる。

(文・三ツ村崇志、川村力)

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