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新型コロナウイルス流行で無人配達車両の需要が急増…中国当局が導入と運用に資金援助

コロナウイルス支援

中国、武漢市にて新鮮な野菜を積み込むボランティアと地域職員(2月25日撮影)

Photo by TPG/Getty Images

  • 中国のスタートアップ企業Neolixによると、新型コロナウイルスの流行で無人配達車の需要が急増しているという。
  • Neolixの創業者である余恩源氏は、2019年5月の創業時から125台しか生産していなかった無人配達車両を過去2カ月間で200台以上受注したとブルームバーグに語った。
  • 余氏によると、中国当局は自動配達車の購入と運用に補助金をつけているという。
  • 顧客の中にはJD.Comやアリババといった中国のEC大手も名を連ねている。両社は無人配達技術に数十億ドル規模の投資を行なっていると報じられている。

中国のスタートアップ企業Neolixによると、新型コロナウイルスによるCOVID-19の流行を受け、無人配達車の需要が急増しているという。

北京に本拠を置くNeolixの無人配達車両は、新型コロナウイルスによって打撃を受けた地域への医療物資の配給を支援し、道路の消毒やウイルスの拡散を止めるために最前線で働く人々へ食料を配送している。

Neolixの創業者、余恩源氏は、昨年5月の創業時から無人配達車両の生産台数は125台だったが、過去2カ月間で200台以上の注文を受けたとブルームバークに語った

余氏によると、中国の地方当局が、管轄地域における無人配送車の購入と運用に資金を提供していると述べた。これは、ウイルスがもたらす危険性を、配達ドライバーが警戒するようになったためだ。

余氏は「ウイルスの流行以来、需要は急激に増えており、何より人々の無人配達車への認識が180度変わったことが非常に重要だ」とブルームバーグに語った。

「人間にとって危険な時は、こういった車両が役に立つと気付いたのだ」

Neolixの顧客には、中国の大手EC企業、JD.Com(京東商城)や美団点評(メイチュアン・ディンピン)、アリババなどが名を連ねているという。アリババ創業者のジャック・マーは無人配達技術活用の広がりを予見していた、と余氏は述べた。

ブルームバーグによると、中国最大の資産家でもあるジャック・マー氏は、今後10年以内に、中国国内でNeolixのような技術による無人配達が、1日10億件に達すると2017年に予言している

JD.Comとアリババは自動運転カートやドローンなどの無人配達技術に数十億ドル規模の投資を行っていると報じられており、自動運転車両の自社開発にも着手している。

[原文:A Chinese firm that makes driverless delivery vans is thriving amid the coronavirus outbreak

(翻訳 :忍足亜輝、編集:Toshihiko Inoue)

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