【森本千賀子】「自分の強みが分からない」。転職で通用するか悩んだら4ステップで「ポータブルスキル」の言語化を

森本千賀子

撮影:鈴木愛子

Business Insider Japan読者にも多い「30代」は、その後のキャリアを決定づける大切な時期。幸せなキャリアを歩むためには、転職にまつわる古い“常識”にとらわれず、刻々と変化する転職市場のトレンドをアップデートすることが大切です。

この連載では、3万人超の転職希望者と接点を持ってきた“カリスマ転職エージェント”森本千賀子さんに、ぜひ知っておきたいポイントを教えていただきます。

今回は、読者の方からお寄せいただいたご相談にお答えします。

テーマは、転職市場における自分の「強み」。特殊な業務、マイナーな業務などを担当してきた方ほど「この経験は他社で通用するのか?」と不安を抱くことが多いようです。30代前半の営業職・Aさんから寄せられたのも、そんな悩みです。

質問

あなたの「ポータブルスキル」は?

Aさんが担当されている分野が、他社にはあまりないような商材、あるいは顧客層なのかもしれませんね。そうすると、その経験そのものを活かそうとすると、転職市場では選択肢が少ない、あるいは見つからない、ということもあり得ると思います。

しかし、転職市場で評価されるのは、業務経験だけではありません。仕事を通じて養われた「ポータブルスキル」も重視されます。

ポータブルスキルとは、言葉通り「持ち運びできるスキル」のこと。業種や職種が変わっても通用するスキルです。自分の「強み」を整理するなら、このポータブルスキルに当てはめて言語化してみましょう。

次のステップを踏んで、自分のキャリアの「棚卸し」をするところから始めてみてください。

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