バスの集団感染の詳細、感染力強いL型、ウイルス最長で体内37日生存…中国研究結果まとめ

インサイド・チャイナ

Kevin Frayer /Getty Images

新型コロナウイルスによる肺炎が欧米で急拡大する一方、1月に感染が爆発した中国では、感染力や重症化リスクなどに関する研究が進んでいる。3月に入って日本でも注目を集めた3つの研究を、より詳細に紹介する。

⑴バスの集団感染で明らかになったこと

「新型コロナウイルス、4.5メートルの距離でも感染」という記事を最近見た人は少なくないだろう。

この研究は、湖南省の研究チームが中国の学術専門誌「実用予防医学」で3月5日に発表し、日本の主要メディアでも論文の一部が報道された。だが、同レポートは3月14日時点で、申請者の申し出により掲載が撤回されており、その理由については説明されていない。

ここでは、論文が削除されているという事実も明示した上で、内容を詳述する。

同研究は、武漢のある湖北省に隣接し1000人以上がウイルスに感染した湖南省で、1月22日にバスに乗車した劉さん(仮名)から13人に感染が広がった事例を報告し、「通常1~2メートル」という想定より遠くにウイルスが飛散する可能性を指摘した。

1人から13人に感染、感染者は誰もマスク付けず

バス

空調の入ったバスでの集団感染について研究した論文が注目を集めた(3月5日、武漢で撮影)。

Reuters

劉さんは1月22日に新型肺炎の症状が出て、29日に確定診断を受けた。劉さんは1月16日に発症した知人と2度にわたって食事や仕事を共にしており、この知人経由で感染したと推定されている。

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