中国の電気自動車メーカー、BYDがマスク生産に進出…フォックスコンなど他の製造業もラインを改造

BYDは、コロナウイルスの影響で需要が急増したフェイスマスクの製造を開始した。

BYDは、コロナウイルスの影響で需要が急増したフェイスマスクの製造を開始した。

Amanda Perobelli/Reuters

  • ウォーレン・バフェットが投資する中国の電気自動車メーカー、BYDが世界最大のフェイスマスク工場を建設したとブルームバーグが報じた。
  • プレスリリースによると、同社は毎日500万枚のフェイスマスクと30万本の消毒剤を製造できるという。
  • BYDは、1月下旬に中国でコロナウイルスの感染が拡大し始めると、生産ラインを迅速に再設計し、マスクや消毒剤を製造できるようにした。
  • アップルの主要サプライヤーであるフォックスコンのような他の会社も、急増する需要を満たすために事業を転換している。

ブルームバーグ(Bloomberg)によると、中国の電気自動車メーカーBYDは3月13日、COVID-19の発生に対応して、世界最大となるフェイスマスク工場を稼働させると発表した。

プレスリリースでBYDは「世界最大のマスク工場を誕生させた。現在、工場はフル稼働しており、毎日500万枚のマスクと30万本の消毒剤を生産することができる」と述べた。

BYDは、1月下旬に中国全土でコロナウイルスが猛威を振るう中、3000人以上のエンジニアや従業員を動員して生産ラインを再設計し、マスクを製造して世界的な需要の急増に対応できるようにした。

チームはフェイスマスクと消毒剤を作ることができる機械を研究、設計、製作し、開始から2週間もたたない2月8日に生産を開始した。BYDによると、この生産ラインの構築には約1300種類の部材が必要で、そのうち約90%を社内で調達することができたという。

BYDは、主にウォーレン・バフェット(Warren Buffett)とサムスン電子から投資を受けており、深センを拠点としてバッテリーなども製造している。BYDは生産ラインの拡大を続けており、毎日30万から50万枚のペースで生産能力を拡大すると発表している。

コロナウイルスが広まるにつれて、他のメーカーも工場を改造した。アップル(Apple)の主要サプライヤーであるフォックスコン(Foxconn)は2月初め、生産ラインの一部を転用して、通常のiPhoneの部品ではなく、医療用のマスクや衣料品を製造するようになった。

[原文:A Chinese electric car maker backed by Warren Buffett re-tooled to make face masks when COVID-19 hit — now it says it's the world's largest mask factory

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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