【森本千賀子】「自己紹介」は新職場でのパフォーマンスに直結。雑談・特技を盛り込み“心の距離”縮めて

森本千賀子

撮影:鈴木愛子

Business Insider Japan読者にも多い「30代」は、その後のキャリアを決定づける大切な時期。幸せなキャリアを歩むためには、転職にまつわる古い“常識”にとらわれず、刻々と変化する転職市場のトレンドをアップデートすることが大切です。

この連載では、3万人超の転職希望者と接点を持ってきた“カリスマ転職エージェント”森本千賀子さんに、ぜひ知っておきたいポイントを教えていただきます。

転職・異動・出向などで新しい職場へ。さて、その初日の挨拶、皆さんは既存メンバーに向けて、どんな「自己紹介」をしますか?

最初の自己紹介の仕方によって、新しい職場へのなじみやすさ、人間関係の築きやすさが大きく変わってきます。そこで今回は、新しい職場での自己紹介で何を伝えるべきかについてご紹介します。

雑談を生みやすい「ネタ」を

まず、皆さんが職場で「新メンバー」を迎え入れる場面を想像してみてください。

「初めまして。今日からお世話になります、〇〇と申します。以前は××社で□□の仕事をしていました。こちらでは△△を担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」

新メンバーがこんな自己紹介をしたとして、お昼休みの休憩時間などにその人が近くに来たら、あなたはどう話しかけるでしょうか? どんな話題を切り出すでしょうか?

「以前は××社にいらっしゃったんですね」

「はい。そうなんです」

「……」

そんな感じで会話が盛り上がらないケースが多いのではないでしょうか。

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