マッキンゼーの危機対応エキスパートが語った「非常時の基礎知識」。コロナ対策を実施するすべての企業が知るべきこと

マッキンゼー パートナー

コンサル大手マッキンゼー・アンド・カンパニーのエキスパート・パートナー、ミヒル・マイソール。印マドラス工科大学、米スタンフォード大学で修士号(経営工学)を取得。

Courtesy of McKinsey & Company

  • 企業が新型コロナウイルスの感染拡大という危機と闘うには「行動計画」が必要だ。
  • パンデミック(世界的大流行)という難局を前に、企業はどのようにコンティンジェンシー・プラン(非常時対応計画)を実施すればいいのか。マッキンゼーの危機対応チームを率いるパートナーのミヒル・マイソールが、Business Insiderに語った。

新型コロナウイルスのパンデミックによる世界経済の縮小は1兆ドルにおよぶ。従業員の安全確保と事業継続のため、企業にはコンティンジェンシー・プランが必須だ。

コンサル大手マッキンゼーで危機対応チームを率いるミヒル・マイソールは、今回のウイルス流行のような保健衛生上の危機は、企業が通常想定する非常事態とは大きく異なると指摘する。

マイソールは新型コロナの流行についてマッキンゼーが出した包括レポートの共同執筆者。

危機の際に最も難しいのは、昨日のニュースに対応する姿勢から、明日のニュースに備えて先を見越した行動を取る姿勢へと方向転換することだ、とマイソールは指摘する。

「ビル火災を例にあげましょう。一般的な緊急事態であれば、専門家の支援にもとづいたアプローチをとりますよね。つまり、火が広がる仕組みを熟知した消防隊員がいて、ふだんから防災訓練が行われ、非常階段に向かう経路や集合場所も定められている。『もしXという事態が起きたら、こう行動する』という概念がすでにあるのです。

しかし、そうしたアプローチは今回のような危機には通用しません」

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