【ヤッホーブルーイング社長・井手直行5】「天職」に出合うには自分の中に生まれた目標を信じ切ること

井手直行

1967年福岡県生まれ。バイクで放浪の旅を経て、軽井沢の広告会社に入社。その後、星野佳路氏に誘われ、ヤッホーブルーイングに入社。2008年、同社社長に就任。

撮影:竹井俊晴

今のヤッホーブルーイングに出会うまで、社長の井手直行さん(52)はまさに「自分のやりたいことが分からない」と回り道を重ねていました。そんな28歳の頃を振り返ってもらいます。


僕が28歳だった時といえば、まさに不安と混乱の真っ只中。自分探しの放浪の旅を終えてやっと就職したはずの3社目も辞めてしまい、無職に突入した頃。我ながら、「おいおい、大丈夫か」と心配したくなるような若者でした。

きっと僕はまだつかめていなかったのでしょう。バイクで一人旅をしながら探し求めていた「やりたいこと」を。

あの頃の僕は、“ここではないどこか”へ向かえば、何かが見つかると思っていました。けれど、北の大地まで走っても、流れる雲をずっと見ていても、心の底から「これだ」と思えるものは見つかりませんでした。

素敵な人にもたくさん会えました。でも、その人たちは皆、その人だから歩める人生を生きていて、僕がそのマネをできるわけではありませんでした。

井手直行

撮影:竹井俊晴

答えが見つからなかった理由は、今なら分かります。

自分の“外側”を探しても見つかるわけがないのです。あの後、情けない失敗や挫折も経験して、僕は自分自身の“内側”に生まれた目標を「信じ切る」ことで、ようやく夢中になれる天職をつかめたのです。

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