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コロナ危機で各国リーダーは何を語ったのか。「危機のリーダーシップ」で安倍首相が語れなかったこと

おとぎの国のニッポン

REUTERS/Issei Kato

この2カ月世界を激しく揺るがせている新型コロナウイルス(COVID-19)。その脅威がどこまで拡大するのか全貌はまだ見えてこないが、この危機への対応は歴史的チャレンジと呼んでいい性質のものだろう。

今、各国指導者たちは、日々急速に変化する「未体験ゾーン」の中、必死で危機管理の舵取りをしているわけだが、その方法は国やリーダーのパーソナリティやスタイルによって大きく違いがある。

マニュアルもなく、時間もかけられず、「正解」も1つではないからこそ、個人の資質や、国ごとの政治文化の違いが顕れるのかもしれない。

911ツインタワー

2001年9月11日に起きた米同時多発テロの時のジュリアーニ元ニューヨーク市長のリーダーシップは多くの人の記憶に残るものになった。

REUERS/Sean Adair

「危機におけるリーダーシップ」を考える時思い出すのは、2001年9月11日の世界同時多発テロの時のジュリアーニ元ニューヨーク市長の姿だ。

あの日、ハイジャックされた1機目がノース・タワーに突っ込んだ後、私はニューヨークの職場であの映像を見た。何が起きているか、その時点で全貌は分からなかったが、目の前で自分たちの想像を超えたことが起きているという恐怖は誰もが感じていたと思う。

その後の24時間、いやその後何カ月間にもわたってジュリアーニ氏が見せたリーダーシップは、アメリカ中の人々の記憶に残る力強いものだった。判断ミスもあったし、非難もされた。でも、あの日を境に彼の株は急上昇し、今日のジュリアーニ氏を批判する人々でさえ、あの時の彼の言動は認めざるを得ない部分がある。

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