【森本千賀子】入社後1カ月が勝負。新職場でいち早く「信頼」を勝ち取る4つのポイント

森本千賀子

撮影:鈴木愛子

Business Insider Japan読者にも多い「30代」は、その後のキャリアを決定づける大切な時期。幸せなキャリアを歩むためには、転職にまつわる古い“常識”にとらわれず、刻々と変化する転職市場のトレンドをアップデートすることが大切です。

この連載では、3万人超の転職希望者と接点を持ってきた“カリスマ転職エージェント”森本千賀子さんに、ぜひ知っておきたいポイントを教えていただきます。

今回は、読者の方からお寄せいただいたご相談にお答えします。

テーマは「新しい職場での振る舞いで心がけるべきこと」。転職だけでなく、異動・転勤・出向などで新しい職場に入っていく皆さんも参考にしてみてください。

質問

入社直後の時期、心がけるべきことは?

人の印象って、「初期」に受けたものがある程度固定化されるものです。最初の印象は、後々にも影響しがち。最初に好印象を抱かれると、「飲み会など会合があると声をかけてもらいやすい」「分からないことを聞いた時に快く教えてもらえる」「議論になった際、意見を好意的に受け取ってもらえる」などのメリットがあります。

入社後1~2週間で、あなたに対して同僚が抱く印象は、ほぼ固まると言っていいでしょう。ですから、この期間の振る舞い方はとても大切です。

「もともと愛想のいいキャラじゃないんだけど」「人に媚びてまで好印象を持ってもらえなくてもいいんだけど」というタイプの人も、最初のうちはなるべく好印象を与えるように意識したほうが得。なぜなら、周囲の人たちが距離を縮めやすくなり、何かと話しかけてくれたり、困った時に助けてくれたりするからです。

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