新型コロナウイルス感染症が発生する中で店の商品をなめる男を映した動画のキャプチャー。
Good Morning Britain
- 新型コロナウイルスが蔓延する中、ウォルマートの店内で商品を舐めた男がテロ容疑で起訴された。
- コディ・リー・フィスター(26歳)は、SNSに投稿した動画の中で、ウォルマート店内で新型コロナウイルスについて発言した後、陳列されている商品を舐めた。その後、動画を確認したミズーリ州ウォーレン郡の警察によって勾留された。
- 動画で男は店の商品棚にある消臭剤をなめる前、カメラに向かって「新型コロナウイルスを怖がっているのは誰だ?手で口を触るなよ」と言っている。
- アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、ウイルスが付着したものに触れ、その手で自分の口を触ると、COVID-19になる可能性があると述べている。
ミズーリ州のウォルマートで商品を舐めた男が、テロ容疑で警察によって起訴された。
警察によると、コディ・リー・フィスター(Cody Lee Pfister、26歳)は、ウォルマートの店内で商品を舐める動画を撮影したことで、安全への脅威として、ウォーレン郡検察庁によって起訴された。
SNSに投稿された動画で男は、店内の棚にある商品を舐める前、 カメラに向かって「新型コロナウイルスを怖がっているのは誰だ?手で口を触るなよ」と言っている。
これは別のTwitterユーザーがシェアした動画だ。
ウォレントン市の警察は3月23日、「ウォルマートで商品をなめている動画を撮影してSNSへ投稿した住民が拘留された」と発表した。
ウォルマートで「コロナウイルス」について発言を行い、商品を舐めているビデオを撮影してソーシャルメディアに投稿した地元住民が拘留された。ウォーレン郡検察庁によって起訴される。
ここでは紹介しないが、このビデオは国際的な注目を集めており、地元の人々、近隣の居住者、オランダ、アイルランド、イギリスの人々から数多くの報告を受けた。我々はこれらの告発を真剣に受け止め、報告してくれたすべての人に感謝したい。
フィスターは、第2級のテロ容疑でウォーレン郡検察庁によって起訴されたと、セントルイス・ポスト・ディスパッチ紙が報じた。
ミズーリ州では第2級のテロは「建物の避難や隔離、閉鎖を引き起こす脅威」をもたらす重罪に位置づけられており、4年以下の懲役と罰金が科せられる可能性がある。
ポスト・ディスパッチ紙によると、フィスターは以前、強盗と銃の窃盗で有罪となっている。
CDCは、新型コロナウイルスはさまざまな物の表面に数時間から数日間生存でき、感染者が触れた物を触ることで感染が広がる可能性があると、警告している。
「ウイルスが付着した物を触り、その手で自身の口を触ることでも、COVID-19にかかる可能性がある」
(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)