ロックダウン2日目、ロンドンの公園で日光浴をする男性(2020年3月25日)。
Getty
イギリスでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月23日から始まった全国的なロックダウンを無視して、ロンドンの公園で日光浴をしていた人々を警察が追い返した。
ロンドン警視庁が撮影した動画には、警察官たちがロンドンのシェパーズ・ブッシュ・グリーンで日光浴をしている人々に「これは休暇ではありません。ロックダウンです」と注意し、この場所から立ち去るよう指示している様子が捉えられている。
ジョンソン首相は23日夜、ただちに全国的なロックダウンに入ると発表。イギリス国民に対し、不要不急の外出をしないよう命じた。
「これは休暇ではありません。ロックダウンです。ここへきて日光浴している場合ではありません。帰ってください」と、1人の警察官が日光浴をしている人々に伝えた。
「政府はロックダウンを実施しています。芝生から離れて、家に帰ってください」
この外出制限命令に従わない人に対しては、警察は罰金を科すなど取り締まることができる。
罰金は30ポンド(約3900円)以上で、違反を繰り返す人物には1000ポンド(約13万円)が科される。
動画はこちら:
[原文:'This is not a holiday': Police order sunbathers to go home during UK coronavirus lockdown]
(翻訳、編集:山口佳美)