「まだ医療システムが崩壊する可能性はある」…サンフランシスコの自宅待機命令、さらなる延長の可能性大

サンフランシスコのロックダウンは5月以降も続く可能性大

サンフランシスコのクリッシー・フィールド・ビーチでランニングする人。2020年3月30日。

Justin Sullivan/Getty Images

  • サンフランシスコ・ベイエリアの屋内退避令は、5月3日からさらに延長される可能性が高い。
  • このニュースは、当初4月7日までだった屋内退避令を5月3日まで延長すると当局が発表した2日後に報じられた。
  • ベイエリアの感染者数は増加し続けているが、早期の社会的距離政策のおかげで、アメリカの他の地域ほど厳しい状況ではないと見る専門家もいる。

サンフランシスコ・ベイエリアの屋内退避令は5月以降も延長される可能性が高いと、サンフランシスコ市のロンドン・ブリード(London Breed)市長は4月1日の会見で述べた。

サンフランシスコ・クロニクル(San Francisco Chronicle)によると、ブリード市長は「5月3日からさらに延長する可能性もある」と会見で語った。このニュースは、市当局が屋内退避令を4月7日から5月3日まで延長すると発表した2日後に報道された。またドッグパークや公共のピクニックエリア、遊び場の閉鎖など、新しい規制も発表された。

屋内退避令は当初、ベイエリアの6つの郡で3月17日から施行された。4月2日現在、同地域で確認されている感染者は2645人だ。感染者数は増加し続けているが、感染者数の上昇曲線は、アメリカの他の地域ほど急カーブではない。現地の医療専門家は、これは当局が早い段階で講じた措置によるものと見ている。

ベイエリアは、アメリカで最初に住民に自宅待機を命じた地域だった。その数日後に、カリフォルニア州が続いた。それ以来、自宅待機令などを行ったアメリカの他の地域はサンフランシスコを、いかに早く感染が抑制されるか、そして通常の生活に戻れるか、そのモデルとして動向を見ている。

だが、サンフランシスコ市保健局のディレクターを務めるグラント・コルファクス(Grant Colfax)医師は、同市の社会的距離をとる戦略の効果があったと言うにはまだ時期尚早だと述べた。

「現段階では、医療体制が危機的状況に陥り、崩壊する可能性さえある」と、 コルファクス医師が述べたと、サンフランシスコ・クロニクルは報じている

[原文:San Francisco Mayor London Breed said the shelter-in-place order, which was just extended to May 3, could be extended even further

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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