Texas State Aquarium
観光地から人の姿が消える中、一部の動物園や水族館では動物たちがこれまでにない"初めての出会い"を果たしている。
アメリカのテキサス州立水族館も一時的に営業を休止しているが、動物たちの"お楽しみ"の一環として、ナマケモノの「チコ(Chico)」がイルカのいるエリアを見学した。
チコと会ったイルカの「リコ(Liko)」と「スクーナー( Schooner)」は、チコに興味津々のようだった。
イルカたちはチコに興味津々だったが、チコが目を開けたのはほんの数分だった。
Texas State Aquarium
だが、両想いとはいかなかったようだ。
「イルカたちに会わせるために連れていくと、チコはナマケモノらしくとても眠かったようですが、イルカを見るために何度か目を開けていました」と、水族館のマーケティングおよびコミュニケーション担当のマネジャー、シーマス・マカフィー(Seamus McAfee)氏はInsiderに語った。
「イルカたちの方は、写真を見てもわかるように、新しいお客さんを心から楽しんだようです」
Texas State Aquarium
テキサス州立水族館は、イルカたちとナマケモノの心温まる交流の写真をフェイスブックでシェアしている。
投稿によると、イルカのリコはナマケモノにアピールしようとおなかを見せて泳いでみせたという。
Texas State Aquarium
だが、水族館のイルカと会ったのはナマケモノだけではない。
「わたしたちの4頭のイルカ —— シャドー、カイ、リコ、スクーナー —— たちは、"お楽しみ"の一環として水族館の他の住民たちと頻繁に会っています。これまでにワニの赤ちゃんやサーバル、ヘビなど、さまざまな動物たちと会ってきました」とマカフィー氏はInsiderに語った。
Texas State Aquarium
同氏によると、イルカは頭の良い哺乳類で、新しい"出会い"には常に興味を示し、自分たちから近付いてくるという。
(翻訳、編集:山口佳美)