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JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEO。
Misha Friedman/Getty Images
- JPモルガン・チェースのCEOジェイミー・ダイモン氏は4月14日（現地時間）、5月までに経済が再開する見込みは低いとの見方を示した。
- ｢5月とはいかないだろう｣とダイモン氏は決算発表で語った。｢6月、7月、8月…… そのあたりになるだろう｣
- ダイモン氏は4月上旬に発表した株主宛ての書簡の中で、正しい時期に｢慎重に｣人々を仕事に戻す計画を用意しておくべきだと述べていた。
- トランプ大統領は4月13日、経済をいつ再開させるかについては自身が｢全ての｣権限を持っていると語った。ただ、アメリカでは州知事たちが、ビジネスに関する規制を解除する際には連携する考えを示している。
JPモルガン・チェースのCEOジェイミー・ダイモン氏は4月14日、5月までに経済が再開する見込みは低いとの見方を示した。
｢願わくはすぐにでもと言いたいところだが、5月とはいかないだろう｣とダイモン氏は決算発表で語った。
｢6月、7月、8月…… そのあたりになるだろう｣
ダイモン氏はまた、農場や小売店、薬局、病院では今も多くの人が働いている中、経済の再開を｢二元的に｣考えるべきではないとも語った。
4月上旬に発表した株主宛ての書簡の中で、同氏は正しい時期に｢慎重に｣人々を仕事に戻す計画を用意しておくべきとし、その計画には検査の普及も含まれるべきだと述べていた。
トランプ大統領は4月13日、経済をいつ再開させるかについては自身が｢全ての｣権限を持っていると語った。大統領は4月12日のイースター（復活祭）までに規制を解除する考えを持っていたが、その後、社会距離戦略（人と人との接触を極力減らすこと、ソーシャル・ディスタンシング）を4月末まで延長した。
アメリカでは、一部の州で外出禁止令などの規制が5月まで延長されている。ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は4月13日、東海岸に面した複数の州が協調し、同地域で経済を再開する際には連携する考えを示している。
（翻訳、編集：山口佳美）
