Code for Japanがコロナ陽性者との「濃厚接触」通知アプリの開発表明

Code for Japan代表理事の関治之さん。

Code for Japan代表理事の関治之さん。リリース文は関さんの名前で出されている。

撮影:横山耕太郎

一般社団法人Code for Japanは4月15日、新型コロナウイルスに陽性判定された人と濃厚接触したのかどうかを把握し、通知する「コンタクト・トレーシング・アプリ」の開発を公表した。

Code for Japanは、東京都の「新型コロナ感染症対策サイト」の開発を請負った団体として知られている。

開発の狙いとして、積極的疫学調査のなかで「思い出せない」「言いたくない」といった理由で調査に時間がかかるケースを短縮し、先回りして濃厚接触者に適切な情報提供をすることが目的だ。

また、自覚症状なく自身が感染していた可能性がある場合にも、早期に通知を受けることで、他者へのウイルスの暴露を防止できる、とする。

リリース文によると、同アプリケーションの特徴は以下のとおり。

  • アプリの利用者同士が一定の距離と時間を同じ空間内で過ごした場合に、端末内に情報を格納
  • 利用者が陽性判定された場合に、濃厚接触者に対して「アプリ上で」メッセージや適切な情報が届く仕組み
  • アップルとグーグルが進める陽性者との接触情報通知の共同規格(4月10日発表)にも対応予定
  • 提供は、5月上旬を目処に開始予定

Code for Japan「コンタクト・トレーシング・アプリの開発に関して」のリリース文より。

Code for Japan「コンタクト・トレーシング・アプリの開発に関して」のリリース文より。

出典:Code for Japan

また、こうしたアプリにおいて非常に重要な個人情報・プライバシー保護については、

  • GPS等、個人の行動を推測できる情報を使用しない
  • 本人、および濃厚接触者には、「いつ、どこで、誰と、接触した」かが通知されない
  • 陽性判定者の入力を行政職員に限定

といった仕様で実装する。

代表理事の関治之さんの署名で配信されたリリース文は、「現在、5月上旬を目処に国民の皆様にご提供できますよう、鋭意開発進行中でございますので、それまでお時間を頂戴できますことを、お願い申し上げます」という文言で締め括られている。

(文・伊藤有)

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