ゲイツ夫妻は何年も前からパンデミックに備えていた…財団からコロナ対策へ2億5000万ドルを提供

ゲイツ夫妻。

ビルとメリンダのゲイツ夫妻。

Kevork Djansezian/Getty Images

  • メリンダ・ゲイツは夫のビルとともに「何年も前」からパンデミックに備えていたと、4月16日のBBC Radioによるインタビューで語った。
  • ビル・ゲイツは2015年のTED Talkで、世界はまだ「次のエピデミックへの備えができていない」と語り、2017年のBusiness Insiderへの寄稿でも、次のエピデミックは「非常に感染力が強く、致命的なインフルエンザ」になるかもしれないとの見解を述べていた。
  • 新型コロナウイルスのパンデミック以降、ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、医療用品の配備や感染症に対応したワクチンと治療法の開発支援に向けて、少なくとも、2億5000万ドル(約270億円)の資金を提供してきた。

メリンダ・ゲイツ(Melinda Gates)は、夫のビル・ゲイツ(Bill Gates)とともに、パンデミックやその他の災害を想定し、何年も前から地下室に食料を貯蔵していたと、4月16日に行われたBBC Radioのインタビューで語った

「ずいぶん前に語り合ったんです。もしきれいな水がなかったら?もし十分な食料がなかったら?どこに行けばいいの?家族として何をすればいいの?」とメリンダ・ゲイツ氏は言う

「そして万が一に備えて自分たちで準備をすべきだと考え、地下室に食料を貯蔵しました」

だが、パンデミックを引き起こすようなウイルスの治療薬あるいはワクチンだけは準備していなかった。とはいえ、新型コロナウイルスとの戦いに際して、自分たち家族が恵まれているということを、よく認識している。「私たちが今自宅で語り合っているのは、自分たちがどれほど幸運なのかということ」とメリンダは続ける。

「食前の祈りを捧げるとき、苦労せずに食事がとれることに感謝しています。でも世界には、そうではない家庭もたくさんあります」

Business Insiderが以前報じたように、ビル・ゲイツは何年も前からパンデミックについて警告してきた。2015年のTED Talkでは、世界はまだ「次のエピデミック(特定地域や集団におけ感染症の流行)への備えができていない」と語り、2017年のBusiness Insiderへの寄稿でも、次のエピデミックは「非常に感染力が強く、致命的なインフルエンザ」になるかもしれないとの見解を述べた。

ビル・ゲイツは新型コロナウイルスの感染が拡大する中、積極的に発言してきた。4月上旬に行われたフィナンシャル・タイムズのインタビューでは、今回のパンデミックが多くの人にとって生涯で「最大のイベント」となるだろうと語った。また、各国が互いに情報共有するための国際的なデータベースを構築するなど、ウイルスの追跡のために各国ができることを行うよう提言してきた。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団は4月15日、医療用品のさらなる配備や感染症に対応したワクチンと治療法の開発支援に向けて、1億5000万ドル(約160億円)を提供すると発表した。同財団が、国際的なコロナウイルス対策への取り組みに提供した資金は、総額で2億5000万ドル(約270億円)に上る。

[原文:Bill and Melinda Gates have been storing food in their basement for years in anticipation of a pandemic

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

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