ウェールズのランディドノーでは、ヤギの群れが街にやってきた。
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ソーシャル・ディスタンシング(人と人との接触を極力減らすこと、社会距離戦略ともいう)は、新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせるだけでなく、"現代生活による汚染"からの休息を環境に与えているようだ。
パンデミック(世界的な大流行)の中、都市環境にどのような変化が起きているのか見ていこう。
……アメリカのロサンゼルスでも。
スモッグのかかった普段のロサンゼルス。
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屋内退避令によって自動車の移動が大幅に減る中、アメリカではニューヨーク、シアトル、サンフランシスコといった大都市の大気の状態も改善した。
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Source: NBC News
ウェールズのある街では、人間がソーシャル・ディスタンシングを実践するために自宅にとどまる中、ヤギが通りを散策したり、教会の周りで日光浴を楽しんだり、生け垣をかじったり、いくつかの庭に不法侵入していた。
街をうろうろするヤギ(2020年3月31日、ランディドノー)。
Christopher Furlong/Getty Images
Source: Insider
アメリカのカリフォルニア州では、小学校の校庭で遊ぶ野生の七面鳥が目撃された。
七面鳥が目撃された小学校の校庭(七面鳥はいません)。
REUTERS/Andrew Kelly
Source: The Guardian
スペインのバルセロナでは、住民が街中を徘徊するイノシシを見たという。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、人けのなくなったバルセロナのクロム通り(2020年3月31日、スペイン)・
REUTERS/Nacho Doce/File Photo
Source: The Guardian
ロックダウン(都市封鎖)から4週目を迎えたフランスのパリでは、カモが通りをうろうろしていた。
2020年4月6日、パリ。
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Source: Getty Images
スペインでは、閉店中のバーの前にクジャクの姿も。
スペイン南部の町ロンダでは、クジャクが閉店中のバーの前に立っていた(2020年4月12日)。
REUTERS/Jon Nazca
(翻訳、編集:山口佳美)