「愛する人と一緒にいられるのは幸せなこと」パートナーを失った2羽のペンギンが寄り添い合う写真が話題に

ペンギン

Tobias Baumgaertner

オーストラリア、メルボルンの空を眺めながら身を寄せ合う、パートナーを失った2羽のペンギンの姿を捉えた写真が今、世界中で話題になっている。

撮影したのは、写真家のTobias Baumgaertnerさんだ。Baumgaertnerさんは2019年、オーストラリアのメルボルン郊外にあるセント・キルダでこの"感動的な瞬間"を捉えたが、画像はごく最近、インスタグラムで共有した。

ツイッターでも共有すると、この写真はすぐにトレンドになり始めた。

「メルボルンの空をともに楽しんでいるこのペンギンたちのことが頭から離れなくて、もともとの写真家を検索したら、2羽ともパートナーを失っていたなんてたまらないよ」と、ツイッターで2匹の犬の人気アカウントを管理しているMattさんはつぶやいた。Mattさんのツイートには15万を超える「いいね」が付き、リツイート数も4万9000を超えている。

「言葉にならないほど美しいわ」とリプライしたのはCarole Nelsonさんだ。Kayleigh Blairさんは「わたしは泣いてない、あなたが泣いてる」とコメントした。

ペンギン

Tobias Baumgaertner

「今みたいな時期に、最も愛する人/人々と一緒にいられる人間は本当にラッキーだ。わたしがこの瞬間を捉えたのは1年ほど前のことだ」と、Baumgaertnerさんはインスタグラムで最初に共有した写真にコメントを添えている。

「この2羽のフェアリーペンギンたちは、翼に翼を取り合って、メルボルンの地平線にのぞむ岩の上に何時間もとどまって、地平線に輝く光や海を眺めていた。ボランティアのスタッフがわたしに近寄ってきて、白いペンギンはパートナーを失ったやや年をとったメスで、左の若い方のオスも同じくパートナーを失ったようだと教えてくれた」

「それ以来、2羽は定期的に会って互いを慰め合い、近くの街の揺れる光を眺めながら何時間も一緒に立っているのだ、と」

Baumgaertnerさんはこの写真を撮る前、ペンギンの集団と3日間ともに過ごしたという。

「光は一切使用できず、この小さなペンギンたちは翼で互いの背中をこすり合ってからだをきれいにするなど常に動き続けていて、シャッターを切るのは本当に難しかった。だが、幸運にもこの美しい瞬間を捉えることができた」

ペンギン

Tobias Baumgaertner

数日後、Baumgaertnerさんはこのペンギンたちに関する情報を添えて、もう1枚写真をシェアした。

「この仲良しの2羽が互いを思い合う様子は、ペンギンの集団の中でも目立っていた」

「他のペンギンたちが寝ていたり、走り回っている中、この2羽はただそこに立って、翼を重ね合い、ペンギンの問題について話し合い、ともに過ごす瞬間を楽しんでいるようだった」

「痛みが2羽を引き合わせた。最も予期せぬ時に愛が見つかることもあるのだろう。誰かを心から愛することは素晴らしいことであり、その相手に愛されることはこの上ない幸せだ」

[原文:A photographer captured 2 widowed penguins enjoying the Melbourne skyline together to honor 'those that can be with the person they love most'

(翻訳、編集:山口佳美)

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