YouTubeはWHOのガイドラインに沿わないコンテンツを削除…グレーゾーンへの対応は不明

YouTubeはWHOのガイドラインに沿わない広告を削除

YouTubeのCEO、スーザン・ウォシッキー。

Reuters

  • YouTubeのウォシッキーCEOは、YouTubeでは嘘の情報や効果が実証されていない新型コロナウイルスの治療法に関するコンテンツを禁止すると述べた。
  • CNNのインタビューで彼女は、新型コロナウイルスに関するWHOのガイドラインに沿わない動画を削除するという、実現困難に思えるポリシーの拡大について提案した。
  • 同社は3月、新型コロナウイルスに関する動画を禁止すると発表したが、YouTuberからの反発を受け、1週間後に撤回した。
  • YouTubeではすでに、5GネットワークとCOVID-19の拡散を関連づける動画を禁止している。

YouTubeのスーザン・ウォシッキー(Susan Wojcicki)は、WHOが示すCOVID-19のガイドラインに反するコンテンツの削除を提案している。

4月にCNNで放送されたインタビューでウォシッキーは、YouTubeでは、医学的根拠のないものを含めて、問題のある情報は削除すると語った。例えば、ビタミンCやターメリックがCOVID-19患者の治療に効果的だと主張する動画は、ポリシー違反となり削除されると、彼女は話した。

「WHOのガイドラインに反するコンテンツは我々のポリシーに違反する。そのような動画を削除することも我々のポリシーの需要な部分だ」と彼女は続けた。

ウォシッキーCEOは、それ以上は語っていないため、WHOのガイドラインに沿わないかどうか議論されるようなグレーゾーンの動画をどの程度厳しくチェックするかは不明だ。

例えば、WHOは医療従事者はマスクを着用するべきだが、健康な人は必要ないと助言している。だが専門家の間では意見が分かれ、マスクを作り着用することをすすめるYouTube動画が数多くある。

ウォシッキーCEOは、YouTubeは新型コロナウイルス感染拡大とそれに伴って拡散する誤った情報に対応して、即座にポリシーの見直しをしなければならならかったと認めた。

YouTubeはすでに、5GネットワークとCOVID-19の拡散を関連づける動画を禁止している。この陰謀論は、早々に虚偽と暴かれているにも関わらず、多くのSNS上で驚くほど長く残ったままになっている。

同社は3月、無神経とみなされる懸念から、新型コロナウイルスに関する動画を禁止すると発表した。しかしすぐにYouTuberからの反発を受け、1週間後にそれを撤回した。

[原文:YouTube's CEO suggested content that 'goes against' WHO guidance on the coronavirus will get banned

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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