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「Galaxy Buds+」実機レビュー。Zoom飲みや長時間のビデオ会議向けのスタミナ性能

完全分離型ワイヤレスイヤホン

写真左からサムスン電子「Galaxy Buds+」、アップル「AirPods(第2世代)」。どちらも一長一短があるが、長時間の利用であるなら「Galaxy Buds+」を進めたい理由がある。

撮影:小林優多郎

新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレワークの人口が増え、今までより多くの人がビデオ会議や音声でのコミュニケーションを取るようになった。

そんな状況に比例して使用品頻度が高くなっているのがイヤホンやヘッドホンなどの音響機器だ。特に完全独立型のワイヤレスイヤホンは装着も手軽で、多くの場合、ハンズフリー通話もサポートしているため、ボイスコミュニケーションにもってこいだ。

Galaxy Buds+ 本体

完全分離型ワイヤレスイヤホンの魅力は、その手軽さにある。コードのわずらわしさも、物理的な重々しさもない。

撮影:小林優多郎

だが、完全独立型のワイヤレスイヤホンで気になるのは連続通話時間だ。会議だけであれば、なるべく長くても1時間程度に抑えたいものだが、Zoom飲みなど楽しい時間は案外あっという間に過ぎていく。

筆者はアップルの「AirPods(第2世代)」を常用しているが、AirPods(第2世代)の連続通話時間は公称値で最大3時間。実際に使ってみても、2時間30分ぐらいで左右のどちらかのバッテリーが切れる感覚だ。

もう少しバッテリー持ちのいい製品はないか。よりお手頃で、今買える製品ないかと調べた今、目に入ってきたが、サムスン電子の「Galaxy Buds+」だ。

実売2万円未満で最大11時間の音楽再生

Galaxy Buds+ 付属品

Galaxy Buds+には充電ケースのほかに、USB Type-Cケーブルやサイズ違いのイヤーピースなどが付属する。

撮影:小林優多郎

Galaxy Buds+は3月12日に発売された新製品。ほかにもさまざまなメーカーが完全独立型のイヤホンを出しているが、Galaxy Budsの最大の特徴は、税込で1万6000円〜1万9000円台という機能の割には抑えめの価格設定と、「業界最長クラスのロングバッテリー」(同社リリースより)とうたう駆動時間の長さだ。

Galaxy Buds+ 本体裏側

Galaxy Buds+本体には各種センサーやマイクが詰め込まれている。

撮影:小林優多郎

例えば、前述のAirPods(第2世代)と比べてみても、連続音楽再生時間はAirPodsが最大5時間なのに対し、Galaxy Buds+ は最大11時間(いずれも公称値、ケース含まず)。音楽再生だけならほぼ1日付けていられることになる。

そのぶんバッテリーなどを多く積んでいるのか、イヤホン2つ分の重さはAirPodsが8グラムなのに対し、Galaxy Buds+は12グラム(いずれも実測値)となるが、その差を感じることは難しい。

Galaxy Buds+ 充電ケース

充電ケースの背面には充電端子がある。Galaxyはもちろん、最近のスマートフォンなどの主流である「USB Type-C」端子を採用している。

撮影:小林優多郎

3時間40分超のライブ配信+Zoom飲みを耐えきった

Zoom飲み

楽しいZoom飲みは、あっという間に時間が過ぎていく(写真はイメージです)。

撮影:小林優多郎

やはり気になるのは、連続通話時間だ。筆者は実際にGalaxy Buds+をMac miniに接続して、ある日以下のスケジュールで、約3時間48分使い倒してみたが、バッテリーは全く切れなかった。

  • 21時15分〜:YouTube Live配信の事前打ち合わせ(Zoom経由)
  • 22時〜:実際の配信(Zoom経由)
  • 23時頃〜:配信を終えて編集部のZoom飲みに参加
  • 25時03分:Zoom飲み終了

自分はあまりイヤホンの音質にこだわる方ではないが、ZoomやGoogle Meetといったビデオ会議ツールの利用で、特に大きな問題は感じない。通信環境がよければ、相手の声はハッキリと聞こえる。

自分の声の明瞭さに関しては、スマホで直接自分の声を録音して聞いてみたところ、AirPodsと比べてややぼやけた印象ではあった。ただ、オンラインでの会議やコミュニケーションに使った限りでは(当たり前ながら)何も支障はなかった。

Android/iPhoneでは外音取り込みも可能

Galaxy Buds+とスマホアプリ

スマホアプリを使えば、さまざまな機能や細かいチューニングが可能。

撮影:小林優多郎

そのほかにも、スマートフォン・タブレット(Android/iOS・iPadOS)での利用時には周囲の音をあえて取り込む「外音取り込み機能」も使えるため、テレワークの自宅仕事で利用中に家族からの呼びかけを無視してしまい機嫌を損ねさせてしまうといった悲しい事故も防げる。

Galaxy Buds Manager

Mac上でバッテリー残量を確認するには「Galaxy Buds Manager」を公式サイトからダウンロードして起動させる必要がある。

もちろんAirPodsの方が便利に思う部分もある。特にMacとの接続の場合、同じApple IDでログインしているほかのMacやiPhone/iPadとの切り替えが楽であったり、Bluetoothメニューでバッテリー残量をチェックすることもできる。Galaxy Buds+の場合は、ソフトウェアアップデート用の「Galaxy Buds Manager」を使えば残量をチェックできるが、アップル純正のAirPodsと比べてれば少し手間だ。

とはいえ、価格やバッテリー性能を重視するなら非常にコストパフォーマンスのよい製品と言える。今使っているワイヤレスイヤホンの電池もちに不満があったり、これからワイヤレスイヤホンを使って見ようと考えている人には一推しできる製品だ。

注:この記事では、Business Insider Japan編集部がお勧めの製品を紹介しています。リンクを経由してアマゾンで製品を購入すると、編集部とアマゾンとのアフィリエイト契約により、編集部が一定割合の利益を得ます。

(文、撮影・小林優多郎)

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