ワシントン州レドモンドにあるマイクロソフト本社。
Stephen Brashear
マイクロソフトの従業員たちは当分、在宅ワークに慣れることができる。アメリカでは徐々に外出禁止令が解除されているものの、同社は大半の従業員に対し、10月まで在宅ワークを続けることが可能だと伝えた。
ワシントン州政府が外出禁止令を出したことを受け、マイクロソフトのオフィスは3月以来、閉鎖されている。同社は5月4日(現地時間)、こうした外出禁止令が解除されても在宅ワークの選択肢は残ると従業員に伝えた。Business Insiderの取材に対し、同社の広報担当者が認めた。
「規制が解除されても、役割上(出社が)欠かせないまたは現地当局が義務付けない限り、在宅ワークの選択肢は10月まで残る」と広報担当者は語った。
マイクロソフトは世界各地に14万4000人以上の従業員を抱えるテック大手だ。Statistaによると、このうち約8万5000人がアメリカで働いている。同様に、アマゾンも5月1日、大半の従業員が10月2日まで在宅勤務を続けられると発表している。
マイクロソフトの本社があるワシントン州では、早ければ5月31日にも外出禁止令が解除される。禁止令が解除され次第、マイクロソフトが全ての従業員に職場に戻ることを許すかどうかは分かっていない。同社の広報担当者も明らかにしなかった。
[原文:Microsoft tells employees they can keep working from home through October (MSFT)]
(翻訳、編集:山口佳美)