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子どもたちのコンピューター学習法が変わる。PFNが考える未来の学び

| Tech Insider

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コンピューターのほとんどは、1936年に英国の数学者アラン・チューリングが考案したモデル(チューリング・マシン)を原型とする0と1が並んだビット列などで演算を行う。

その一方、脳の構造を模した深層学習(ディープ・ラーニング)という、チューリング・マシンとは異なる計算方式が新たに登場。さらに量子力学、化学反応、波動、生物進化など「自然計算」と呼ばれる分野も注目され始めた。

そんな中、「計算」の定義を拡げた新しい「計算パラダイム」を主張するのが、株式会社Preferred Networks(PFN、プリファードネットワークス)フェローで、元日本IBM株式会社東京基礎研究所長の丸山宏氏である。「社会や自然界は複雑な構造を持ち、多くのパラメーターが互いに束縛しながら動くことでできている」とし、効率的に課題を解決するにはチューリング・マシンを超える「計算パラダイム」へのシフトが不可欠だと提唱する。

子どもたちのコンピューター教育についても、丸山氏は「アルゴリズム(演算手順)から始める学び方はこれから一変する」と予測する。

2019年8月、専門家らに呼びかけ、「計算の未来と社会」と題する会議をIBM天城ホームステッドにて開催し議論を交わした丸山氏に、コンピューターや私たちの社会はこれからどのように変わるのか、聞いた。

丸山宏(まるやま・ひろし):株式会社Preferred Networks (PFN)フェロー。工学博士。1958年生まれ。1983年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。人工知能、自然言語処理、機械翻訳などの研究に従事。1995年京都大学より博士(工学)授与。1996年米IBMソフトウェア事業部において、インターネット技術の評価。以降、XMLやWebサービスの研究開発・標準化に従事。1997~2000年東京工業大学情報理工学研究科客員助教授、2003年アイ・ビー・エム・ビジネスコンサルティング・サービスへ出向。2006~2009年日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所所長。2009~2010年キヤノン株式会社デジタルプラットフォーム開発本部副本部長。2011~2016年情報・システム研究機構統計数理研究所教授。2016~2018年株式会社Preferred Networks最高戦略責任者。2018年4月より現職。

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