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調査:「echo」などスマートスピーカー生活で「日本人がよく使う3機能」…新型ウイルスの影響も

Amazon Echo

日本でも各社から発売されているスマートスピーカー。その利用動向について、アマゾンが発表した。

撮影:小林優多郎

アマゾンジャパンは5月13日、スマートスピーカーおよび音声アシスタントに関する調査結果を発表。調査対象となったのは、日本全国の20〜60代の男女1034名およびスマートスピーカー利用者男女587名の計1621名。

同社の音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」やスマートスピーカー「Echo(エコー)」シリーズ以外のサービスや製品を使うユーザーにも調査を実施。スマートスピーカーの利用状況やユーザーの期待感とその後の利用動向などが明らかとなった。

調査概要

対象:一般生活者1034名+スマートスピーカー利用者587名

期間:2020年3月6日〜7日

方法:インターネット調査

家族での利用が約半数、利用後は女性の満足度も高い

期待と満足度

出典:アマゾンジャパン

スマートスピーカーの性別の利用傾向としては、男性64%、女性36%。また、スマートスピーカー利用者のうち48%は子どものいる家庭は48%と約半数は家族で利用していることがわかった。

男性比率が多いことについて、同調査に協力したトレンド評論家の牛窪恵氏は「(ほかの一般ガジェットのような)IT系の流行りモノに興味・関心のある層が導入を決めているパターンが多い」と分析。

一方で、スマートスピーカーに対する利用前の期待感と満足度のギャップについて性別・年代別に比べると、最もギャップがあったのは40代女性、次いで30代女性、20代女性と続いており、これも牛窪氏は「利用前はさほど利便性を期待していなかったものの、利用してみると満足しているのでは」と話している。

日本ではスマートディスプレイの人気が高い?

機能別

出典:アマゾンジャパン

スマートスピーカーの機能についても、利用前の期待感と利用後に満足しているものを比較。

利用前は「音楽を聴く」「天気予報を聞く」「ニュースを聞く」とスピーカーとしての機能に集中している。一方で利用後の満足度としては、音楽を聴くが1位ではあるものの、2位は「スマホと接続して家に連絡を入れたり、家電を操作したりする」、3位は「アラームやタイマーのセット」となっており、スマートホーム的な利用シーンなどを含む日常で便利な機能が好評を得ている。

また、逆にユーザーが不満を覚えている面としては「思っていることと違う回答が返ってくる」(52%)、「自分の言葉(単語)を正確に聞きとってくれない」(44%)、「長文で話しかけると理解してくれない」(39%)といった、よりスムーズな会話のやりとりを求めるユーザーが多いようだ。

なお、スマートスピーカーの内、タッチ画面を搭載する「スマートディスプレイ」機器限定の機能ではあるが、フォトアルバムの表示機能やビデオ通話機能も、好評を得ていることがわかる。「シニアを中心に、例えばお孫さんの写真を近所の人に自慢したいといったニーズを満たしている」(牛窪氏)。

Echo Show 5

5.5インチディスプレイを搭載した「Echo Show 5」

撮影:小林優多郎

アマゾンジャパンでAlexaインターナショナルゼネラルマネージャーを務める大木聡氏も「日本では(他国に比べて)グンを抜いてスクリーン付きデバイスの引き合いが強い」と同社の小型スマートディスプレイ「Echo Show 5」が国内で人気が高いことを明らかにしている。

大木氏はそのほかにも日本独特の傾向として「おはようなど、日本ではとくに挨拶をスマートスピーカーにする割合が多い」と、Alexaが家族の一員として認識されている場合もあると話す。

緊急事態宣言で利用増加傾向もあり

Echo Show

10.1インチの「Echo Show」で新型コロナウイルスについて聞いたところ。

撮影:小林優多郎

今回の調査は、緊急事態宣言の前に行われたため、調査の結果への新型コロナウイルス感染症拡大の影響は、あったとしても限定的な可能性は高い。

大木聡氏

アマゾンジャパンでAlexaインターナショナルゼネラルマネージャーを務める大木聡氏(2019年6月撮影)。

撮影:小林優多郎

アマゾンは具体的な売り上げの増加について言及をさけたが、大木氏は「(緊急事態宣言前後で)子ども向けコンテンツの呼び出しが非常に多くなっている」と、アレクサ経由のコンテンツの楽しみ方の傾向に休校に伴う影響が出ていると話す。

また、新型コロナウイルスに合わせた新機能も公開。「アレクサ、新型コロナウイルスへの対処法を教えて」と呼びかけると現在の症状に応じた措置の方法、「アレクサ、新型コロナウイルスの最新情報を教えて」などでは最新の感染者数などを教えてくれるようになっている(いずれも厚生労働省のホームページの内容を収録)。

大木氏はこのコロナ禍においても、アレクサの今後の開発方針について「お客様の生活の近くで、便利に楽しくといった部分は変わらない」とする。

アマゾンは、タブレットやテレビ、車などよりさまざまな形態のデバイスにアレクサを搭載し、センサーを含めたルーティンなどの便利な機能、人間が話す自然言語をより理解させていくことが、どんな状況下でもユーザーに価値を提供する手段としている。

(文、撮影・小林優多郎

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