【ニューノーマルの時代・小笠原治(後編)】世界は緩くガラパゴス化。「変化前提の社会」にテクノロジーが果たす役割

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aurielaki/Shutterstock

ニューノーマル時代のテクノロジーをテーマにした後編。京都芸術大学でも教鞭をとる小笠原治さんだからこそ語れるオンライン教育の現状と将来から始まり、話はこの変化をどう捉えるかによってテクノロジーへの向き合い方も違ってくる、と話は進んでいった。


小笠原治氏

小笠原さん。背景画像は六本木などで自身が手掛けるスタンディングバー「awabar」の店内。同店は5月25日に、VR SNRのambr内にVR店舗「awabar .vr」をオープンする。

提供:小笠原さん

——小笠原さんは京都芸術大学で教鞭もとってらっしゃいます。オンライン教育をどう進めていくのか、いま小中高大、あらゆる学校の課題です。一部の大学では、学生たちから施設を使っていないのだから学費の返金を訴える声も上がっています(注:京都芸術大学は4月23日に、施設・設備費の一部返還の実施を発表している)。

いまいまは難しい問題ですが、これって本質的には、何が「本来あるべき状態」なのか、というある種の「満足感」の話だと思っていて。僕の投資先で、リモート環境でもそこに存在する「雰囲気」を伝える技術を作ろうとしているtonariというスタートアップがありますが、こうした将来のテクノロジーに行き着くまでの間に、先に「新しい満足感」生まれる気がしてるんですよ。

東京大学の川原圭博先生もおっしゃってましたが、普段なら大学の講義で前列に座らないと見えなかったものまで、オンライン学習なら見せてもらえるわけです。

例えば、学校に行って誰しも全部の授業を真面目に受けていたわけじゃないという実態のなかで、学生側も意識的に授業への向き合い方が少し変わってきたような感触が現時点でもある、とおっしゃってます。

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