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コロナ危機で崩壊したエネルギー市場の回復「3つのシナリオ」。在庫余剰の石油需要はどうなる?

エネルギー市場 新型コロナウイルス

エネルギー市場はいつ復活するのか、そして需要はどのくらい回復するのか。

REUTERS/Christian Hartmann

  • 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、世界の石油と電力へのニーズはひと晩にしてどん底まで落ち込んでしまった。
  • 英調査会社ウッドマッケンジーが発表したレポートでは、エネルギーの未来について3つのシナリオが想定されている。
  • 第1のシナリオでは、2021年にワクチンが市場投入され、経済は迅速に回復。2020年代半ばには石油の需要もコロナ以前の水準へと回復していくとされる。
  • 別のシナリオでは、政府がクリーンエネルギーへの支援を強化するため、2030年代に石油需要が急減するとされる。

2020年の年明け、「かつてない」から始まる予測が乱れ飛んでいた。「かつてない」再生可能エネルギーの成長、「かつてない」石油の需要、などなど。

そうした予測はことごとく覆され、いまや別の意味での「かつてない」にとって代わられた。

世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症の流行をパンデミックと宣言したのが3月11日、翌4月には原油需要が「かつてない」勢いで激減した。太陽光発電は2020年、史上初めて新設設備容量が前年割れを記録するとの予測が出ている。電気自動車(EV)の販売台数は半減の見通しだ。

目下の問題は、エネルギー市場はいつ復活するのか、そして需要はどのくらい回復するのか、ということ。その点について、英調査会社ウッドマッケンジーは5月12日にレポートを公表しているが、答えを直球で明らかにする内容ではなく、「完全回復」から「より良い成長」まで、3つのシナリオを提示するものだった。

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