【ニューノーマルの時代・東浩紀】SNSで増幅する社会パニック。“ステイホーム”で露わになった格差

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David Dee Delgado / Getty Images

ポストコロナ時代の新たな指針、「ニューノーマル」とは何か。各界の有識者にインタビューをしていくシリーズ。

5回目は、思想家であり出版社「ゲンロン」の創業者でもある東浩紀さん。東さんは緊急事態宣言下で、社会がパニックになり「自粛=絶対善」になってしまったことが大きな問題だったと振り返ります。コロナ禍から私たちが学ぶべき教訓とは。


東浩紀

思想家の東浩紀さんは「感染予防=絶対善」となってしまうことに警鐘を鳴らす。その真意とは?

撮影:西山里緒

—— 新型コロナ禍が引き起こしたさまざまな問題の中で、一番危機感を感じたことは何ですか。

社会はどうあるべきか? の大きな議論がまったくないまま、とりあえず自粛だオンライン化だという言説が大きくなり過ぎたことです。

失望したのは、それに対抗する言論がリベラルから出てこなかったことです。むしろネオリベと呼ばれる堀江貴文さんや保守派の小林よしのりさんが自粛に反対していた。

けれど、本来リベラルが追求すべき自由や平等という観点から、今回の「自粛要請」(この言葉も語義矛盾だと言われていますが)には大きな問題があったと考えています。

—— どういうことでしょうか。

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