アメリカ人の約80%は「この国は"制御不能"に陥っている」と感じている —— 最新世論調査

トランプ大統領

Reuters

多くのアメリカ人が、アメリカは"制御不能"に陥りつつあると考えている。ウォール・ストリート・ジャーナルとNBCニュースが5月28日から6月2日にかけてアメリカ人1000人を対象に実施した最新の世論調査で分かった。

6月7日に結果が公表されたこの世論調査では、約80%がアメリカは"制御不能"だと答えた。"きちんと制御されている"と答えたのは約15%、制御されている部分とそうでない部分が"両方ある"と答えたのは約3%、"どちらとも言えない"と答えたのは2%だった。

アメリカではここ数カ月、さまざまな出来事 —— 先行き不透明な経済、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、ミネアポリスで警察官による暴行で死亡したジョージ・フロイドさんの死をきっかけとした抗議活動など —— を通じて、人々が命を落としている。

新型コロナウイルスの流行をコントロールできていると思うか、事態が収拾されるまでにどのくらいの時間がかかると思うか尋ねたところ、回答は支持政党によって分かれた。

民主党支持者の74%は、COVID-19の感染拡大を食い止め、"通常"の感覚に戻るまでには1年または1年以上かかると答えた。トランプ大統領を支持する共和党支持者の約32%は、すでにウイルスの封じ込めに成功したと答えた。

また、民主党支持者の80%以上は、ジョージ・フロイドさん死をきっかけとして起きた抗議活動よりも、フロイドさんの死を憂慮している一方で、共和党支持者の48%はフロイドさんの死よりも抗議活動を憂慮していることが分かった。

今回の世論調査では、トランプ大統領の支持率が4月以来、1ポイント下がった。回答者の45%は、大統領の仕事ぶりを支持している。

調査が実施された後、アメリカでは5月の失業率が13.3%と前の月より改善するなど、経済に関する良いニュースも入ってきた。エコノミストの中には、失業率が20%に達するのではないかと危惧する声もあった。ただ、この数字は全体像を示しているわけではなく、アメリカ経済は依然として低迷の兆候を見せているとアナリストたちは指摘している

[原文:80% of Americans feel that the country is 'out of control' these days, new poll finds

(翻訳、編集:山口佳美)

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