【音声付・入山章栄】通勤、訪問、接待…コロナで気づいた「不要不急」。決別阻む2つの壁とは

経営理論でイシューを語ろう

撮影:今村拓馬、イラスト: undefined undefined / Getty Images

企業やビジネスパーソンが抱える課題の論点を、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生が経営理論を思考の軸にして整理するこの連載。不確実性高まる今の時代、「正解がない」中でも意思決定するための拠りどころとなる「思考の軸」を、あなたも一緒に磨いてみませんか?

参考図書は2019年12月に発売されて瞬く間にベストセラーになった入山先生の『世界標準の経営理論』。ただし本を手にしなくても、この連載は気軽に読めるようになっています。

今回は、コロナをきっかけに「これまでの経済活動にはいかに不要不急のもの多かったかを実感した」という読者の方の声を起点に、“常識”を疑うことの重要性について考えていきます。

この議論はラジオ形式収録した音声でも聴けますので、そちらも併せてお楽しみください。

【音声版の試聴はこちら】(再生時間:11分18秒)※クリックすると音声が流れます

気づけば不要不急の仕事ばかり

こんにちは、入山章栄です。

この連載では毎回、記事の最後で読者のみなさんに「問いかけ」をしています。「コロナというパラダイムシフトを経験して、今あなたが感じていることや身の回りで起きている変化、来るべきアフターコロナ時代に対して思うことを教えてください」と呼びかけたところ、読者の方からこんなご意見が寄せられました。

和顔施さんの声

和顔施さん、ありがとうございます。これは共感する方も多いであろうご意見ですよね。いままで当然と思ってやっていたのに、コロナを経験してみると「これはいらなかった」と思うものがいかに多かったか、ということですね。よく分かります。

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