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- このところ、仕事における成功の尺度に新たな傾向が見られる。
- 求職者向けサービスを提供するResumeLabの調査によると、最近の成功の尺度とは「他人に負けない給料を得ているか」「銀行口座に理想的な額の貯蓄があるか」「ワークライフバランスを実現しているか」の3つだという。
- しかし、アンケートの回答は世代によって違いがある。例えばベビーブーマー世代は他の世代と比べ、いかに自分が業界内で尊敬される存在であるかを重視している。
近ごろの会社員たちは、仕事での成功を新たな尺度で捉えるようになりつつある。
求職者向けサービスを展開するResumeLabの研究結果によると、会社員の多くは「他人に負けない給料を得ているか」「銀行口座に理想的な額の貯蓄があるか」「ワークライフバランスを実現しているか」の3つを仕事での成功の尺度と考えていることが判明した。
研究では、働く人1000人にアンケートを実施し、自分が仕事で成功していると感じるためには何が必要かを尋ねた。回答者にはベビーブーマー世代(56歳以上)、ジェネレーションX世代(41〜55歳)、ミレニアル世代(25〜40歳)、ジェネレーションZ世代(25歳未満)と、各世代が横断的に含まれている。
世代の異なる1000人のビジネスパーソンにアンケートを実施。調査結果では世代ごとにどんな違いが見られたのか?
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例えばベビーブーマー世代には、業界内で尊敬される存在であることを重視する人が多い。一方ミレニアル世代は、銀行口座に理想的な残高があることがキャリアでの一番の成功だと答えた。