上海で自動運転車配車サービスと貨物配送開始したDiDi。中国では新型コロナで復活

INSIDECHINA.002

REUTERS/Kim Kyung-Hoon

ソフトバンクと中国配車サービス首位の滴滴出行(Didi Chuxing)が日本で運営する「DiDiモビリティジャパン」が、サービスエリア縮小やアプリ利用料の徴収など、事業の調整に踏み切った。背景にあるのはもちろん、新型コロナウイルスの影響だ。

人の移動が減ったことで、タクシー業界全体が苦境にあり、解雇や倒産も起きている。DiDiの日本事業見直しはやむを得ないだろう。

一方で、中国のDiDiは厳冬を乗り越え、攻めに転じた。コロナ禍ではなく、不祥事によって経営が混乱していた同社は2年近くかけて体制を見直し、「アフターコロナ」時代に再びモビリティ業界のけん引役になろうとしている。

自動運転車配車と貨物配送を開始

DiDIロゴ

DiDiは6月27日、自動運転車での配車サービスを始めると発表した。

REUTERS/Kim Kyung-Hoon

6月27日、DiDiは上海で自動運転車による配車サービスの試験運用を始めると発表した。ユーザーはDiDiのアプリで利用登録し、審査を通過すると、上海の専用テスト道路の範囲内で自動運転車を呼べる。ただし試験運用であることから、「もしものときのために」同社スタッフが車両に同乗し、乗客も注意事項を記した同意書に署名しなければならない。

DiDiの自動運転カンパニーの孟醒最高執行責任者(COO)は少し前に開かれたオンラインイベントで、運転手が確保しにくい地域で自動運転車を展開する構想を明かし、「2030年までに100万台の自動運転車を投入する」と表明した。

世界では自動車メーカー、IT企業入り乱れ、次世代カーの開発と模索が進む。中国はバイドゥ(百度)が自動運転技術の開発に巨額の投資をしているが、DiDiも2016年に研究開発に着手しており、2019年8月には自動運転事業を子会社として独立させた。

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