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大丸松坂屋・パルコ「インバウンド売上は年間ゼロ想定」に見通し修正。通期は最終赤字に

Jフロント リテイリング 大丸松坂屋

大丸松坂屋やパルコを展開するJ.フロント リテイリングが2021年2月期第1四半期決算を発表した。

Terence Toh Chin Eng/Shutterstock.com

大丸松坂屋やパルコを展開するJ.フロント リテイリングは6月29日、2021年2月期第1四半期(3〜5月)決算を発表した。

すでに月次実績からも明らかになっている通り、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた休業や営業時間短縮による深い爪痕が可視化された。

以下でポイントを端的にまとめた。


売上高は635億円(前年同期比490億円減)、営業利益は271億円の赤字(同399億円減)、純利益は203億円の赤字(同278億円減)だった。

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出典:J.フロント リテイリング2021年2月期第1四半期決算<参考資料>

大丸松坂屋は、休業や時短営業のため、全国の主要店舗でまんべんなく売り上げ大幅減。大阪のダメージは大きく、心斎橋と梅田の両店舗合わせて296億円減。

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出典:J.フロント リテイリング 2021年2月期第1四半期 業績説明資料

百貨店のインバウンド売り上げはほぼゼロといっていい、前年比98.4%減。

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出典:J.フロント リテイリング 2021年2月期第1四半期 業績説明資料

第2四半期(6〜8月)はゆっくりと回復に向かうも、百貨店事業・パルコ事業とも数十億円規模の営業赤字見通し。

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出典:J.フロント リテイリング2021年2月期第1四半期決算<参考資料>

下期(2020年9月〜2021年2月)に、百貨店事業は黒字回復も、パルコはエンタメ分野で苦戦し、下期も営業赤字の予想。

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出典:J.フロント リテイリング2021年2月期第1四半期決算<参考資料>

通期(2020年3月〜2021年2月)の見通しも今回決算で修正。営業利益は-300億円、純利益は-260億円の最終赤字に転落する。

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出典:J.フロント リテイリング2021年2月期第1四半期決算<参考資料>

「インバウンド売上は年間ゼロで想定」

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出典:J.フロント リテイリング2021年2月期第1四半期決算<参考資料>

(文:川村力

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