アマゾン、テスラとのロボットタクシー開発「直接対決」が本格化。自動運転ベンチャーZoox買収で

アマゾン ジェフ・ベゾス

自動運転開発ベンチャーZoox(ズークス)の買収を発表したアマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)。

REUTERS/Katherine Taylor

  • アマゾンは6月末に自動運転開発を手がけるスタートアップのZoox(ズークス)を買収すると発表した。
  • 専門家たちは以前から、アマゾンがズークスの技術をいずれパッケージして自動運転車に導入すると予測していた。
  • アマゾンが6月26日に投稿したブログ記事からは、同社のロボットタクシー事業進出への関心がうかがわれ、そうなれば同じく自動運転開発を進めるテスラとも競合することになる。
  • アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)とテスラのイーロン・マスクCEOは宇宙開発分野でも競合関係にあり、互いのビジネスやアイデアを罵り合ってきた過去がある。

アマゾンのズークス買収で、同社のジェフ・ベゾスCEOとテスラのイーロン・マスクCEOの競合関係が深まりそうだ。マスクは買収発表にこうツイートで反応している。

「ジェフ・ベゾスはパクリ野郎だから、ハハ」

専門家たちは以前から、アマゾンがズークスの技術をいずれパッケージして自動運転車に導入すると予測していた。

しかし、アマゾンが6月26日に投稿したブログ記事には「われわれはズークスの自動運転配車サービスに関するビジョンを現実のものとするために買収する」とあり、アマゾンがロボットタクシー事業への進出に関心を持っていることがみてとれる。

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