ロシアの首都モスクワにあるドライブインシアター。
AP Photo/Alexander Zemlianichenko
- 米小売大手のウォルマート(Walmart)は、8月から10月まで160の店舗で駐車場をドライブインシアターに変える。
- 同社はまた、ドリュー・バリモアやニール・パトリック・ハリス、レブロン・ジェームズ、イディナ・メンゼル、トッド・オールドハムといったセレブが主催するバーチャル・キャンプ・プログラム「キャンプ・バイ・ウォルマート」を立ち上げるという。
ウォルマートは8月から10月まで、160の店舗で駐車場をドライブインシアターに変える。7月1日(現地時間)、同社が発表した。
ウォルマートは、毎年ニューヨークで開かれるトライベッカ映画祭を主催する映画製作会社トライベッカ・エンタープライズ(Tribeca Enterprises)と提携し、アメリカ各地でソーシャル・ディスタンスを確保した体験を提供する。
10月までに合計で320回上映される予定で、「ヒット映画、フィルムメーカーやセレブの特別出演、顧客の車に直接届けられるフードやドリンク」が盛り込まれるとウォルマートはしている。
フードやドリンクなどは映画を見に行く途中、カーブサイド・ピックアップで注文できるという。
Walmart
「ドライブインは、9.11同時多発テロ事件の後、今から19年前にトライベッカ映画祭を始めたわたしたちトライベッカにとって特徴的なプログラムだ」と、トライベッカ・エンタープライズとトライベッカ映画祭のCEOで共同創業者のジェーン・ローゼンタール(Jane Rosenthal)氏は語っている。「しかし今、トライベッカ・ドライブインは楽しくて、レトロな映画を観る方法以上のもの —— コミュニティーが集まる最も安全な方法の1つだ」という。
同じく1日、ウォルマートは「キャンプ・バイ・ウォルマート」というバーチャルなサマーキャンプについても発表した。ドリュー・バリモアやニール・パトリック・ハリス、レブロン・ジェームズ、イディナ・メンゼル、トッド・オールドハムといったセレブが開催する子ども向けの数百のアクティビティーを提供するプログラムになるという。
アクティビティーにはウォルマートのアプリを通じてアクセスできる。
[原文:Walmart is transforming its parking lots into drive-in movie theaters]
(翻訳、編集:山口佳美)