MLBインディアンスもチーム名変更を検討…「我々には地域社会にポジティブな影響を与える任務がある」


クリーブランド・インディアンス

Norm Hall/Getty Images

  • MLBのクリーブランド・インディアンスは7月4日、社会正義を推進するために球団名の変更を検討していると発表した。
  • 発表された声明によると「適切な利害関係者が参加し、チーム名に関して最善の道筋を決定する」と述べた。
  • この決定は「我々の国と地域社会における最近の社会不安が、組織を改善し続ける必要性を強調している」ことに触発されたものである、と声明文は述べている。
  • この発表は、NFLのワシントン・レッドスキンズがスポンサー企業や議員からの要求を受けて、チーム名の「徹底的な見直し」を行うと発表した直後に行われた。

メジャーリーグベースボール(MLB)のクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)は、ブランド変更を検討している最新のチームだ。

7月4日にオンラインで発表された声明で、アメリカ中の組織がシンボルを再評価するように求められていることに対応し、「我々のチーム名に関して、最善の道を決める」ために努力していると述べた。

「我々には地域社会にポジティブな影響を与える任務があり、社会正義と平等を促進するという責任を受け入れている」と声明には記されている。

「我々はチーム名が地域社会とつながることの最も目に見える方法であることを十分に認識している」

さらに、ジョージ・フロイド(George Floyd)氏の死によって全米で起きた抗議行動や議論が、組織内で「進行していた議論」を後押ししたと述べた。

「最近の我が国と地域社会における社会不安は、社会正義の問題について組織として改善しつづける必要性を強調している」と声明には記されている。

声明は「野球界の注目は、前代未聞の2020年シーズンの動向に移っているが、我々は地域社会における立場を認識し、チームをサポートするすべての人々を団結させ、刺激することができる方法を学び、行動することに取り組んでいる」と付け加えた。

アスレティックのケン・ローゼンタール(Ken Rosenthal)とザック・マイゼル(Zack Meisel)は、球団の考えに詳しい情報筋の話として、この発表はチームが「以前よりも真剣にチーム名の変更を検討している」ことを意味する前例のない動きだと報じた。

「チームは、決定を下す前に、ネイティブ・アメリカンのコミュニティー、ファン、選手、OB、社内スタッフと協議する予定だ」

このチーム名は、「ワフー酋長(Chief Wahoo)」として知られるネイティブアメリカンへの侮辱的なイメージのマスコットとともに、長い間批判を受けていた。2019年シーズンを最後に「ワフー酋長」のロゴが使用されなくなることへは抗議が相次いだが、チームは2014年からメインロゴとして赤い「C」の文字を使用していたとアスレチックは指摘している。

ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のワシントン・レッドスキンズ(Washington Redskins)は、インディアンスの発表の前日に、スポンサー企業や議員からの圧力を受けてチーム名の「徹底的な見直し」を行うと述べたことで話題になった。

クリーブランドの野球チームは、いくつかのチーム名を経て、1915年から「インディアンス」というチーム名で活動している


[原文:The Cleveland Indians are exploring a name change inspired by 'recent social unrest'

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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