「Mountain Refuge」は2人のイタリア人建築家が立ち上げた極小住宅のスタートアップだ。
The Mountain Refuge
- 「Mountain Refuge」は、床から天井までの大きな窓と居心地の良いデザインを備えたプレハブの極小住宅だ。
- このオープン・コンセプトの小屋は、2人のイタリア人建築家がデザインした。アルプスの伝統的な山小屋からインスピレーションを得たという。
- 価格は4万5000~5万7000ドル(約480~610万円)になるだろうと2人は見ている。
「Mountain Refuge」は、気晴らしにもってこいだ。
勾配のある屋根と床から天井までの大きな窓を備えたこのプレハブの極小住宅は、家の中と外を自然に橋渡ししている。
この小屋は、マッシモ・ニョッキ(Massimo Gnocchi)さんとパオロ・ダネシ(Paolo Danesi)さんの2人のイタリア人建築家がデザインした。アルプスの伝統的な山小屋からインスピレーションを得たという。2人は小屋のデザイン名と同じ「Mountain Refuge」というスタートアップを立ち上げ、自らのアイデアを市場に売り出そうとしている。
「持続可能性とデザインの間のバランスを見つけることを目指しています」とニョッキさんはInsiderに語った。
小屋のデザインは山の景色にぴったりだが、どんな地形をも素晴らしい景色に変えてくれるのは、ニョッキさんとダネシさんのスタートアップが、このプレハブの極小住宅を世界中の人々に届けることを目指しているからだ。
The Mountain Refuge
Mountain Refugeは、キッチンとリビング、ベッドルームが自然につながっているオープン・レイアウトになっている。もともとのデザインでは、広さが約269平方フィート(約25平方メートル)だが、購入者の希望に応じてモジュールを追加し、約400平方フィート(約37平方メートル)まで広げることができるという。
そうすることで、リビングを広くするか、独立したベッドルームを作ることができる。
追加のモジュールを含め、この極小住宅の価格は4万5000~5万7000ドル(約480~610万円)になるだろうと、2人は見ている。
バスルームはカスタマイズ可能だ。
The Mountain Refuge
また、小屋には太陽電池を設置できる勾配のある屋根など、持続可能性を高める機能が複数付いている。雨水を集め、保存しておくことができるので、オフグリッド生活も可能だ —— つまり、再生可能資源のみを頼りに自給自足が可能になる。
これは極小住宅を持とうと考える人たちにとって魅力的だ。極小住宅に引っ越そうと決めた多くの人々は、より持続可能な生活を送りたいと考えて引っ越しているからだ。
どこにでも建てられる。
The Mountain Refuge
2人の建築家は、自らのデザインを世に出すために建設会社と調整をしているとInsiderに語った。
(翻訳、編集:山口佳美)