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「ビジネス出張が復活しない限りホテル業界は回復できない」アナリスト指摘。2021年春まで期待薄


ヒルトン

ニューヨーク6番街のヒルトン。

Antonio Gravante/Shutterstock.com

  • アナリストのマイケル・ベリサリオは、事業用不動産のホテル部門が新型コロナという嵐をいかにして乗り切るのか、回復はいつごろになるのか、ポッドキャスト番組に出演して見通しを語った。
  • それによると、ホテル部門が健全性を回復していく上で決定的な役割を果たすのはビジネストラベルで、レジャーとしての旅行が回復するだけでは足りないという。
  • ベルサリオは、「採算のとれる水準まで回復」するのは2021年春になると予想している。

新型コロナウイルスの感染拡大後、事業用不動産のなかで最もひどい被害を受けたうちのひとつがホテル部門だ。

米投資銀行ベアードのアナリスト(ホテル産業担当)マイケル・ベリサリオは、6月中旬のポッドキャスト番組「コマーシャル・リアルエステート・ショー」に出演し、ホテル産業の未来と2020年下半期の見通しについて語った。

「間違いなく厳しい状況が続きます。皆さん忘れがちですが、ビジネス出張や大人数の集まる会議での宿泊は、ホテルの需要や収益性確保に大きな役割を果たしているのです。それがいま実質的にゼロで、おそらく年内はこの状況が続きます。もしかしたら、3月まで引きずるかもしれません」

観光地のホテルでは経済再開後の5月以降、観光客の回復が始まっているものの、ベリサリオによれば、その宿泊需要が全体に占める割合はごくわずかにとどまるという。

また、感染の再拡大に伴い、南西部を中心に全米各地で6月後半から再閉鎖の動きが出てきており、宿泊需要は回復どころか逆戻りの様相を呈している。ベリサリオは番組で次のように断言している。

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