チェコ・プラハの工場に導入されたロボアーム。センシング技術や自動運転まで活用したインテリジェント・オートメーションの大波が押し寄せようとしている。
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- ラックス・キャピタル(Lux Capital)のシャヒーン・ファルシュチによれば、思考能力を備えた知能ロボットなどによる自動化の新たな波がサプライチェーンを変えようとしている。
- 工場や倉庫、物流関連の企業は、人件費を抑えて生産性を向上させるため、遠からず新たなテクノロジーを導入することになる。
- 先日アマゾンが買収を決め、ラックス・キャピタルも出資する自動運転開発ベンチャー、ズークス(Zoox)もそうしたトレンドの例外ではない。
ラックス・キャピタルのシャヒーン・ファルシュチは、サプライチェーンのロボット化が一気に広まる日がすぐそこまで来ているとみる。
ここ数年のうちに、次世代産業用ロボットや自動運転車両などのインテリジェントマシンを活用した自動化の波が、工場や倉庫、物流企業に押し寄せるという。
こうしたインテリジェント・オートメーションは、コンセプト構想のフェーズを脱し、すでに企業の事業計画のなかで具体的に実行すべきフェーズに移行している。
「もはや可能性のひとつではなく、多くの企業にとって差し迫った問題です。インテリジェント・オートメーションの導入はできることとか、すべきことではなく、もはや既定路線であって、あとは適切なパートナーを探すだけなのです」