ウイルスは「でっち上げ」だと思ってた…… "新型コロナパーティー"に参加した30代の患者が死亡


サンアントニオ

テキサス州サンアントニオ。

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  • アメリカのテキサス州サンアントニオの保健当局によると、30代の患者が「新型コロナウイルスパーティー」に参加した後、新型コロナウイルスが原因で死亡したという。
  • 「このパーティーは新型コロナウイルスに感染していると診断された人が開いたもので、ウイルスが本物かどうか、誰か他の人間が感染するかどうか試すものだった」と、メソジスト・ホスピタルとメソジスト・チルドレンズ・ホスピタルのチーフ・メディカル・オフィサー、ジェーン・アップルビー(Jane Appleby)氏はWOAI NBC News Channel 4に語った。
  • 「死の間際、患者が『自分はミスをしたようだ。でっち上げだと思っていたが、そうではなかった』と看護師に話した」とアップルビー氏は明かした。
  • アップルビー氏は、ベア郡の住民 —— 中でも若い世代の人々 —— に「このウイルスは本当に深刻なもので、容易に感染が広がることを認識して」もらおうと、今回の件を公にすることを決めたという。

テキサス州サンアントニオでは、「新型コロナウイルスパーティー」に参加した後、30代の患者が新型コロナウイルスが原因で死亡したという。

保健当局によると、患者は死の間際、ウイルスは「でっち上げ」だと考えていたこと、感染者のいるパーティーに意図的に参加したことを認めたという。

「このパーティーは新型コロナウイルスに感染していると診断された人が開いたもので、ウイルスが本物かどうか、誰か他の人間が感染するかどうか試すものだった」と、メソジスト・ホスピタルとメソジスト・チルドレンズ・ホスピタルのチーフ・メディカル・オフィサー、ジェーン・アップルビー氏WOAI NBC News Channel 4に語った。

「死の間際、患者が『自分はミスをしたようだ。でっち上げだと思っていたが、そうではなかった』と看護師に話した」とアップルビー氏は明かした。

医療従事者

新型コロナウイルスの感染者の治療にあたるため、防護服を身に付ける医療従事者(2020年6月29日、テキサス州ヒューストン)。

REUTERS/Callaghan O'Hare

アップルビー氏は、ベア郡の住民 —— 中でも、多くがウイルスに感染しても大したことはないと未だに考えているように見える若い世代の人々 —— に、新型コロナウイルスの大流行を真剣に受け止めてもらおうと、今回の件を公にすることを決めたという。

「(新型コロナウイルス感染症は)人を区別しないし、誰も無敵ではない」とアップルビー氏は指摘した。

「わたしは誤った情報で人を騒がせる人間にはなりたくない。わたしたちはただ、現実世界の事例を共有することで、コミュニティーにこのウイルスは本当に深刻なもので、容易に感染が広がることを認識してもらいたいだけだ」という。

サンアントニオでは新型コロナウイルスの感染者数が1万8600人に達したと、WOAIが7月10日に報じた。10代の患者が死亡するなど、サンアントニオを含むベア郡(人口約200万人)の死亡者数は166人になった。

サンアントニオのロン・ニーレンバーグ(Ron Nirenberg)市長は、使用可能な病院のベッドはわずか10%だと話している。

Insiderはアップルビー氏にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

[原文:A patient in their 30s has reportedly died after attending a 'COVID party' in Texas and thinking coronavirus was a 'hoax'

(翻訳、編集:山口佳美)

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