コロナもまったく関係なし…インフルエンサーのアパレルサイト、オープン30分で売り上げ100万ドル超え


サムシング・ネイビーの創業者、アリエル・チャーナス。

サムシング・ネイビーの創業者、アリエル・チャーナス。

Something Navy

  • インフルエンサーのアリエル・チャーナスは7月13日、自身のアパレルブランド「サムシング・ネイビー」の直販サイトを立ち上げ、オープンから30分で売り上げが100万ドルに達したという。
  • 同ブランドの明らかな大成功は、アメリカでアパレルの売り上げが記録的に落ち込む中で起きた。
  • サムシング・ネイビーはそのデザインに、 チャーナスのインスタグラムフォロワー130万人を含めたコミュニティーからのフィードバックを反映させている。
  • 彼女は3月、COVID-19の診断を受けてニューヨークを離れ、リゾート地のハンプトンに滞在することで反発を受けた。

ファッション・インフルエンサーのアリエル・チャーナス(Arielle Charnas)は、アメリカでアパレルの売り上げが史上最大の落ち込みを見せる中、人々に服を買ってもらう方法を発見した。

チャーナスは7月13日の朝、自身のアパレル・ブランド「サムシング・ネイビー(Something Navy)」の直販サイトをオープンした。最初の30分で売り上げが100万ドル以上に達したと、同ブランドの広報担当者はBusiness Insiderに語っている(このニュースはCNBCが最初に報じた)。

チャーナスのブランドが売り上げを伸ばしたのは、新型コロナウイルスのため小売店の多くが何週間にもわたる店舗閉鎖で売り上げが減少し、また人々が自宅待機することで新しい服の需要が減少している中でのことだ。2020年1月から5月の間に衣料品の売り上げは前年同期比で43%減少し、Jクルーやニーマン・マーカス、ブルックス・ブラザーズなどの破産が相次いだ

このような厳しい市場環境の中、チャーナスは自身のブランドサイトを立ち上げ、インスタグラムのフォロワー130万人を顧客にすることで、早々に成功を収めた。

この明らかな成功は、彼女のフォロワーたちの気持ちが、COVID-19の診断を受けて3月にニューヨークを離れ、高級リゾート地のハンプトンに滞在したことへの反発から、すでに切り替わっている可能性が高いことも示している。

当時、感染症と診断されてから移動することで周囲の人々を危険にさらしたとして批判が大きかった。チャーナスは後に謝罪し、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のガイドラインに従い、ニューヨークを離れる前、14日間待機していたと語った。「医療の専門家と対話を重ね、誰とも接触せずにマンハッタンから移動するための適切な予防措置をとるように常に心がけている」と彼女は述べた。

サムシング・ネイビーは、以前は百貨店のノードストローム(Nordstrom)で購入可能だった。2018年9月にノードストロームで販売開始した初日、440万ドルの売り上げを記録した。

サムシング・ネイビーとノードストロームは2019年に提携を解消した。サムシング・ネイビーは独立した直販ブランドとして2020年3月にローンチする計画を発表したが、新型コロナウイルスのパンデミックによって7月まで延びていた。

サムシング・ネイビーのウェブサイトで購入できる商品は、65ドルから200ドル。商品は内部のデザイナーがデザインするが、チャーナスのライフスタイルからインスパイアされたものだと、同ブランドは述べた。また、デザインの決定においては、 チャーナスのインスタグラムフォロワー130万人を含め、コミュニティからのフィードバックを反映させているという。

サムシング・ネイビーは「常にリサーチを行い、あらゆる意思決定の場面で消費者の声を聴いているので、ブランドのローンチの前に前例のない消費者データをすでに得ている」とニュースリリースで述べている。

「サムシング・ネイビーのベースとなる顧客層は、商品のスタイルやカラーから次にできる店舗の場所まで、ブランドのあらゆる選択の助けになっている」


[原文:An influencer just sold more than $1 million in clothing in 30 minutes, even after recent backlash over fleeing NYC following a COVID-19 diagnosis

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み