世界の美しい公園・庭園25選…日本からも九州の公園がランクイン

ドバイ・ミラクル・ガーデン

ドバイ・ミラクル・ガーデン。ドバイ、アラブ首長国連邦。

S-F/Shutterstock

  • ノルウェーから中国まで、世界で最も美しい庭園や公園を紹介しよう。
  • イギリスのコーンウォールにあるロスト ガーデンズ オブ ヘリガンには、おとぎ話に出てくるような彫刻がある。
  • 世界最古の庭園の一つは、スリランカの古代都市にある。

すばらしい庭園や公園は世界中にあり、以下の写真はその美しさを垣間見せてくれる。

世界で最も北にある植物園、ノルウェーのトロムソ北極高山植物園から、世界最古の美しい庭園があるスリランカの古代の岩の要塞であるシギリヤまで、あらゆる好みに合う緑豊かな場所が揃っている。

世界で最も美しい25の庭園について学んでいこう。


ブッチャート・ガーデンは、「庭園の街」として知られるカナダのビクトリアにある

ブッチャート・ガーデン

ブッチャート・ガーデンは55エーカー(約22ha)の広さがある。

Birdiegal/Shutterstock

広さ55エーカー(約22ha)のブッチャート・ガーデン(Butchart Garden)には、900種類の植物が植えられている。この土地はかつてポートランド・セメント社が所有していたが、同社のオーナーの妻、ジェニー・ブッチャート(Jennie Butchart)が造園し、現在では年間100万人の観光客が訪れる庭園に生まれ変わった。


ビルトモア庭園(ノースカロライナ州アッシュビル)は、大邸宅の広大な敷地の一部だ

春には花が咲き誇る。

春には花が咲き誇る。

Joanne Dale/Shutterstock

ビルトモア庭園(Biltmore gardens)は、ニューヨークのセントラルパークを設計したフレデリック・ロー・オルムステッド(Frederick Law Olmsted)によって設計された。春には、敷地内の公園の8万本の花が咲き誇る。


ベルサイユの庭園は1660年代に「庭師の王」によって作られた

ベルサイユの庭園の広さは800ha以上。

ベルサイユの庭園の広さは800ha以上。

Stuart Cox/Getty Images

庭師の王であり、王の庭師」と言われたアンドレ・ル・ノートル(André Le Nôtre)が、ベルサイユ庭園の設計を担当した。 何千人もの労働者が、フランスのさまざまな地域から輸入された木を使った造形に従事した。

ルノートルの設計は非常に複雑だったため、約100年に1回、庭園を再植栽する必要があった。ルイ16世とナポレオン3世も庭園の再生に尽力したという。最近では1999年の激しい風雨の後に植え替えが行われた。

この庭園は広さ800haで、20万本以上の木が植えられている。


イタリアのルッカにあるグイニージの塔は高さ45メートルのレンガ造りの塔で、上に樫の木が生えている

塔の上には樹齢数百年の樫の木がある。

塔の上には樹齢数百年の樫の木がある。

Maremagnum/Getty Images

14世紀に絹商人によって建てられたこの塔は、イタリアが襲撃や暴力に悩まされていた時代に防御塔として使用されていた。

上まで登るには230段の階段を登らなければならないが、その眺めは努力する価値がある。


モロッコのマラケシュにあるマジョレル庭園は、建物の壁の「マジョレル・ブルー」で知られている

イブ・サンローラン庭園とも呼ばれている。

イブ・サンローラン庭園とも呼ばれている。

Rene MATTES/Getty Images

フランスの画家、ジャック・マジョレル(Jacques Majorelle)が作った11万平方フィートの庭園には、エキゾチックな珍しい植物が植えられており、ポップなブルーがアクセントになっている。噴水や庭の壁など、園内の至るところで見られるこの色をマジョレルが商標登録し、「マジョレル・ブルー」と名付けた。

ここは「イヴ・サンローラン庭園」とも呼ばれている。イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)とパートナーのピエール・ベルジュ(Pierre Berge)が1980年に購入して取り壊しを免れたためだ。


オランダのリッセにあるキューケンホフ公園は、春に風光明媚な花畑になる

キューケンホフ公園には毎年700万個の球根が植えられる。

キューケンホフ公園には毎年700万個の球根が植えられる。

amsterdamned/iStock

アムステルダムとハーグの間に位置するキューケンホフ公園は、世界最大級のフラワーガーデンだ。オランダの有名なチューリップや、ヒヤシンスやスイセンなど、700万本の花が植えられている。花が見頃の3月から5月に開園している。バーチャルツアーも


タイのパタヤにあるノンヌッチ熱帯植物園にはストーンヘンジの縮小版がある

ノンヌッチ熱帯植物園は文化と奇抜さを融合させている。

ノンヌッチ熱帯植物園は文化と奇抜さを融合させている。

petrenkod/Getty Images

動物の彫刻やトピアリーなどがあるほか、伝統的なタイ舞踊や武術の実演も行っている。


アイルランドのエニスケリーにあるパワーズコートの歴史は13世紀までさかのぼる

パワーズコートは、イタリア式庭園と日本庭園がある。

パワーズコートは、イタリア式庭園と日本庭園がある。

alexandrumagurean/Getty Images

アイルランドのダブリンの南にあるパワーズコートは47エーカー(18.8ha)の広さで、イタリア式庭園や日本庭園などの異なるエリアに分かれている。

ここにはかつてアイルランドの貴族であるパワーズコート子爵が住んでいた。アイルランド最大のペット霊園もある。


メキシコのヒリトゥラにあるラス・ポサスには、どこにも行けない階段などの奇妙な彫刻がたくさんある

ラス・ポサスは、詩人でシュールレアリストのパトロンでもあるエドワード・ジェームズによって作られた。

ラス・ポサスは、詩人でシュールレアリストのパトロンでもあるエドワード・ジェームズによって作られた。

Quasarphoto/Getty Images

ラス・ポザス(Las Pozas)(別名The Pools)は、ルネ・マグリット(René Magritte)やサルバドール・ダリ(Salvador Dalí)といったシュールレアリストを支援した、イギリスの詩人であり、芸術家のパトロンでもあったエドワード・ジェームズ(Edward James)によって作られた彫刻庭園だ。

ジェームズは、メキシコのヒリトゥラ近郊のコーヒー農園にラス・ポザスを建設した。これは友人のプルタルコ・ガステルム(Plutarco Gastelum)と共同で設計したもので、彫刻のほとんどはジェームズが手がけた。敷地内には、植物の彫刻や曲がりくねった階段など、30以上のオブジェがある。


ドバイ・ミラクルガーデンは世界最大の自然花園と称している

ドバイ・ミラクルガーデンは7.2haの広さ。

ドバイ・ミラクルガーデンは7.2haの広さがある。

D_Zheleva/Getty Images

ドバイ・ミラクルガーデンには60種類の花が植えられている。CNNによると、7.2haの広さを誇るこの庭園は、毎年100万人以上の人々を魅了しているという。

実物大のエミレーツ航空エアバスA380など、その鮮やかな花のディスプレイは季節ごとに変化する。


コロンビアのメデジンにあるホアキン・アントニオ・ウリベ植物園は、14haの広さに、花や木、野生動物が生息している

庭園の蘭を保護するハニカム状の構造物「オルキデオラマ」。

庭園の蘭を保護するハニカム状の構造物「オルキデオラマ」。

Horacio Garcia Martin/Shutterstock

ホアキン・アントニオ・ウリベ植物園でひときわ目立っているのは、蘭の展示と、蘭を保護するハニカム状の構造物「オルキデオラマ」だ。


スリランカの古代都市シギリヤの歴史は、1500年以上前までさかのぼることができる

世界最古の美しい庭園がある。

世界最古の美しい庭園がある。

ullstein bild Dtl./Getty Images

西暦477年から495年の間に建てられた、ユネスコの世界遺産でもあるシギリヤ(Sigiriya)の古代都市は、「世界の8番目の不思議」と呼ばれている。 「ライオンの岩」を意味するシギリヤは、斜面と高さ180mの花崗岩の頂上にある。

地球上で最も古い庭園は、ライオンの口から伸びるレンガと石膏で作られた階段や水路に囲まれている。


サンフランシスコのカリフォルニア科学アカデミーの屋上では、さまざまな植物が栽培されている

この屋上緑地には170万の植物が植えられている。

この屋上緑地には170万の植物が植えられている。

huangcolin/Shutterstock

サンフランシスコのゴールデンゲート・パークに位置するカリフォルニア科学アカデミーは、著名な建築家レンゾ・ピアノ(Renzo Piano)の設計で、水族館、プラネタリウム、自然史博物館などがある。

ここの特徴は屋上緑地で、170万本の植物を収容する5万個の植生トレイが並んでいる

「新しい美術館の屋根は、公園の一部が飛んでいるようなものにしたいというアイデアがあった。また、自然光と透明度を利用して、美術館の中からも自分がどこにいるのかがわかるようにしたかった」とピアノは語っている


シンガポールのバタフライ・ガーデンは賑やかなチャンギ空港内にある

チャンギ空港内のバタフライ・ガーデン。

チャンギ空港内のバタフライ・ガーデン。

Sorbis/Shutterstock

シンガポールのチャンギ空港は世界一の空港に選ばれたことがある無料の映画館から24時間のスパまで、アメニティも充実しているので、それは不思議なことではない。

さらに、このアジアのハブ空港には、1000羽以上の珍しい蝶が生息するバタフライ・ガーデンや、ヒマワリ農園もある。シンガポールでは「庭園の中の都市(City in a Garden)」の愛称で親しまれている。


スコットランドのコスミック・スペキュレーション公園は科学と数学をテーマにしている

ランドスケープ・デザイナーで建築評論家のチャールズ・ジェンクス(Charles Jencks)によって作成された。

ランドスケープ・デザイナーで建築評論家のチャールズ・ジェンクスによって作成された。

Jane Barlow - PA Images/Getty Images

スコットランドのダンフリースにあるコスミック・スペキュレーション公園は、ランドスケープ・デザイナーで建築評論家のチャールズ・ジェンクス(Charles Jencks)によって、彼の自宅の近くに作成された。

この庭園は40のエリアで構成されており、訪問者はジェンクスによる橋や彫刻、その他の建築作品を探索することができる。科学と数学に触発されたこの庭園のインスタレーションは、ブラックホールやクォークなどのテーマを探求したものになっている。


ノルウェーのトロムソ北極アルプス植物園は、世界最北の植物園だ

ここは世界で最も北にある植物園。

ここは世界で最も北にある植物園。

YuriiT/Shutterstock

トロムソはノルウェー北部の町で、2つの島にまたがっている。この庭園には世界中から集められた数千種の植物が展示されているが、主に北極圏の植物に焦点を当てている。


ドイツのヴァルトシュピラーレ庭園は、曲がりくねったマンションの屋根の上にある

フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー設計の集合住宅。

フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー設計の集合住宅。

Mikhail Varentsov/Shutterstock

オーストリア生まれのアーティストであり建築家でもあるフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー(Friedensreich Hundertwasser)によって設計されたヴァルトシュピラーレ(Waldspirale)はドイツのダルムシュタットにあり、その曲線は彼の直線に対する軽蔑を象徴している。

屋上にはライム、カエデ、ブナの森がある。


アクロス福岡の屋根は木々で覆われている

建物の屋上が10haの緑地になっている。

建物の屋上が10haの緑地になっている。

MrNovel/Shutterstock

建物と公園の両方の役割を持つ、アクロス福岡には音楽ホールや会議場などがある。設計はアルゼンチンの建築家兼工業デザイナーのエミリオ・アンバース(Emilio Ambasz)によって主導された。

アクロスの屋根には15段のテラスに広がる10haの緑地がある。


南アフリカのカーステンボッシュ国立植物園は、上から木々を眺めることができる曲がりくねった遊歩道が特徴

カーステンボッシュ国立植物園はキャノピーウォークで知られる。

カーステンボッシュ国立植物園はキャノピーウォークで知られる。

Janik Alheit/Shutterstock

カーステンボッシュ(カーステンの森)は何千年もの間、人々を守ってきたが、庭園として利用されるのは20世紀初頭以降だ。

この庭園はキャノピーウォークで知られており、アフリカの南端に自生する植物のすばらしい眺めを見せてくれる。湾曲したスチールと木材で作られた曲がりくねった歩道は、130m以上におよび、訪問者を地上12mの高さに持ち上げる。


中国・蘇州の網師園はユネスコの世界遺産に登録されている

蘇州の古典園林の一つだ。

蘇州の古典園林の一つだ。

amadeustx/Shutterstock

蘇州市にあるの古典園林の一つ。12世紀、南宋の時代に作られた。中庭が迷路のように入り組んでおり、敷地が実際よりも広々としているように錯覚してしまう。

トリップアドバイザーのユーザーは、「この庭を歩いたときの気持ちは言葉では説明できない。驚くべき場所だ」」と書いている。


ニューヨーク市にあるハイラインは、かつて高架貨物鉄道の線路だった

かつての高架貨物鉄道が、今ではユニークな都会のオアシスになっている。

かつての高架貨物鉄道が、今ではユニークな都会のオアシスになっている。

Francois Roux/Shutterstock

全長1.45マイル(2.33km)のハイラインは、ニューヨークで最も人気のあるアトラクションの一つで、年間500万人が訪れる。400種の植物が並び、都会の中にオアシスのようなユニークな空間が広がっている。


フランスのヴィラ・エフルッシ・ド・ロチルドには、さまざまなテーマの庭園があることで知られている

この別荘には、さまざまなテーマのある庭園がある。

この別荘には、さまざまなテーマのある庭園がある。

Dmytro Surkov/Shutterstock

ヴェネツィア様式のヴィラ・エフルッシ・ド・ロチルドは、ロチルド(ロスチャイルド)男爵夫人、ベアトリス・エフルッシ(Béatrice Éphrussi)によって20世紀初頭に建てられた

別荘の庭の中心はフランス式庭園で、滝や池、ベルサイユ宮殿に影響された「愛の神殿」がある。ほかにも、ラベンダーでいっぱいのプロバンス式庭園や、地中海のザクロの木が植えられているスペイン式庭園もある。


オーストラリアのビクトリア州王立植物園は、赤い砂で知られている

赤い砂の庭園とも呼ばれる。

赤い砂の庭園とも呼ばれる。

FiledIMAGE/Shutterstock

865エーカー(350ha)の広さを誇るこの庭園には、17万種のオーストラリア原産の植物が植えられている。周囲の林や湿地帯には、20種の在来哺乳類と11種の両生類が生息している。


オレゴン州ポートランドには、落ち着いた雰囲気の日本庭園がある

ここには8つの庭園がある。

ここには8つの庭園がある。

Cynthia Liang/Shutterstock

ポートランドの日本庭園は、8つの静謐な庭に分かれており、日出ずる国に連れて行ってくれる。


イギリスのコーンウォールにある「ヘリガンの失われた庭園」は、まるでおとぎ話に出てくるような場所で、風変わりな彫刻がある


ヘリガンの失われた庭園にある多くの像のうちの1つ

「ヘリガンの失われた庭園」にある像の1つ。

Paolo Trovo/Shutterstock

イングランドのコーンウォールにある、1200年代に建てられた「ヘリガンの失われた庭園」は、「Mud Maid」のような風変わりな石像が有名で、その名にふさわしい作りになっている。

第一次世界大戦中、この土地は放置されたために荒廃した。しかし、売却も開発もされなかった。世界中の植物愛好家にとって幸運なことに、1990年代になって作業員たちが忘れ去られていた庭園に栄光を取り戻した。

現在では、竹林のトンネルや、世界各地の歴史的な植栽が見られる遊歩道が広がるジャングルエリアなどが整備されている。

[原文:25 of the most stunning parks and gardens around the world

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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