ウイスキーも環境対応…「ジョニ黒」が紙ボトルに。2021年に限定販売


紙製ボトル

Diageo

  • ジョニー・ウォーカーは、2021年の春から新たに紙製ボトルを導入すると発表した。
  • このボトルは、環境に悪影響を与えるプラスチックを一切使用せずに製造されている。
  • この新しい紙ボトルは、パイロット・ライト社との協力で製造され、限定販売される。

ジョニー・ウォーカー(Johnnie Walker)は、プラスチックをまったく使わない紙製ボトルを2021年から導入する。

ジョニー・ウォーカーの広報担当者によると、紙製ボトルが登場するのは2021年の春からで、1つのサイズと種類だけを発売する。

ジョニー・ウォーカーの他、スミノフやギネスを販売する酒造メーカー、ディアジオ(Diageo)は7月13日、ベンチャー支援企業パイロット・ライト(Pilot Lite)と新たに提携し、サステナブルなパッケージを開発するパルペックス(Pulpex)社を設立したと発表した。紙製のボトルについても、その際に発表された。

「世界初の取り組みができたことを誇りに思う」と、ディアジオの最高サステナビリティ責任者(CSO)のイワン・アンドリュー(Ewan Andrew)はプレスリリースで述べた。

「我々は常に、パッケージのサステナブルなあり方について、限界を超えようと努力している。この紙製ボトルは、まさに革新的なものとなるだろう」

新しいボトルは、持続可能性に配慮して生産されたパルプを原料に、食品の安全基準を満たすよう製造され、100%リサイクル可能になっている。アメリカ合衆国商務省の科学研究機関、アメリカ海洋大気庁の科学者は、毎年約730万トン近くのプラスチックが、海に流れ込んでいると推計している。

ディアジオの広報担当者によると、同社が使用しているボトルの95%はガラス瓶であり、今回の紙製ボトルは、将来的にガラスを補完したり、場合によっては代用品となる可能性を探るものだという。

パイロット・ライトのディレクター、サンディ・ウエストウォーター(Sandy Westwater)は「今回の提携で世界的なブランドと一緒に働けることを、我々は大変楽しみにしている」と述べた。

「ブランドの力を結集させ、製品の製造工程や消費者行動に変革を起こすことで、製品パッケージによる環境負荷を最小化することができる」

ジョニー・ウォーカーは、1800年代にスコットランド人の食料雑貨店経営者、ジョン・ウォーカーによって製造販売が始まり、世界で最も飲まれているブレンデッド・スコッチ・ウイスキーになった。現在はディアジオ(Diageo)社がオーナーであり、2019年の北米での売上高は、前年比9%増だった。

[原文:Johnnie Walker is launching a new bottle that's made out of paper

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

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