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銃殺、密告、そして秘密警察…だから私は、東ドイツから亡命した【ドイツ再統一30年目の証言】

亡命当時のギュンター・ヴェッツェル氏の一家。妻ペトラさん(当時24歳)、二人の子ども(当時5歳と2歳)も一緒に西ドイツへと逃れた。

亡命当時のギュンター・ヴェッツェル氏の一家。妻ペトラさん(当時24歳)、二人の子ども(当時5歳と2歳)も一緒に西ドイツへと逃れた。

ギュンター・ヴェッツェル氏提供

2020年は現代史における大事件の一つ、「東西ドイツの再統一」から30年の節目の年です。

Business Insider Japanでは、この激動の時代を生きたギュンター・ヴェッツェル氏(65)にインタビューすることができました。

ヴェッツェル氏は20代のころ、「ある方法」で東ドイツから西ドイツへの命懸けの亡命に成功。東西ドイツ、両方での暮らしを知る貴重な生き証人です。このほど、ヴェッツェル氏らの体験を描いた映画が日本で公開されることになりました。

その脱出劇は「東ドイツからの最も華々しい亡命」と呼ばれた。

ベルリンの象徴「ブランデンブルク門」とベルリンの壁。東西ベルリンを隔てたこの壁は、2つのイデオロギーを隔てる障壁となった。

ベルリンの象徴「ブランデンブルク門」とベルリンの壁。東西ベルリンを隔てたこの壁は、2つのイデオロギーを隔てる障壁となった。

John Waterman/Fox Photos/Getty Images

「たった30年前まで、ドイツは西と東で別々の国だった」。そう言われたところで、ピンとこない人もいるかもしれません。

まずは、簡単に時代背景をおさらいしておきましょう。

第二次世界大戦後、世界はアメリカを中心とする「西側諸国」とソ連を中心とする「東側諸国」が対立する時代、いわゆる「東西冷戦」の時代に突入しました。

ヒトラー亡き後の敗戦国ドイツは、西側陣営のドイツ連邦共和国(西ドイツ)と東側陣営のドイツ民主共和国(東ドイツ)に分断され、冷戦の最前線となります。

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