宇宙旅行が楽しめる気球を開発中…高度30kmから地球の形や宇宙の暗闇を眺める

宇宙まで行ける気球、スペースシップ・ネプチューン

スペースシップ・ネプチューン。

Space Perspective

  • スペース・パースペクティブは、乗客や研究機器を「宇宙の入り口」まで往復で輸送する気球を開発中だ。
  • 「スペースシップ・ネプチューン」の旅は、上空約30kmまで往復する4時間と、到着地での2時間の自由時間で合計約6時間になる。
  • この宇宙気球の最初の飛行は2021年初めに予定されている。まずは無人で、フロリダにあるNASAのケネディ宇宙センターから打ち上げられる。

スペース・パースペクティブ(Space Perspective)は、乗客と研究機器を「宇宙の入り口」まで輸送できる気球を開発中だ。

新しく生まれた宇宙旅行ビジネスの参入に目をつける企業は複数あるが、スペース・パースペクティブは「スペースシップ・ネプチューン」と名付けた気球で差別化を図っている。同社によると、この気球には広々とした気密キャビンがあり、乗客に快適な旅を提供する。

最終的な目的は、乗客と研究機器を大気圏の端まで運ぶことだが、2021年にフロリダにあるNASAのケネディ宇宙センターから打ち上げられる最初のフライトは無人飛行だ。同社によると、この計画を実行するため、スペースシップ・ネプチューンの気球はサッカー場ほどの大きさとなるという。そして飛行による排出物はほとんどない。

スペースシップ・ネプチューンのキャビンの中は、最大8名の乗客が6時間の飛行で楽しめるように作られる。Business Insiderで以前報じた記事にあるように、宇宙飛行は10万フィート(約30km)まで2時間で上昇するところから始まり、その高さに達すると、地球の湾曲や宇宙の暗闇を気球内から見ることができる。気球はここで2時間滞在し、乗客は床から天井までの窓から地球や宇宙を眺めることができる。その後、再び2時間かけて地上へ戻る。

宇宙への旅は水の上で終わり、乗客や気球、キャビンを引き上げる船が待っている。


スペース・パースペクティブによると、これまでに同程度の高さまで行った人はわずか20人だという

宇宙まで行ける気球、スペースシップ・ネプチューン

スペースシップ・ネプチューン。

Space Perspective

出典:Space Perspective


料金はまだ公表されていないが、10万ドルから12万5000ドルになる見込み

宇宙まで行ける気球、スペースシップ・ネプチューン

スペースシップ・ネプチューン。

Space Perspective

出典:Business Insider


スペース・パースペクティブによると、スペースシップ・ネプチューンで、宇宙生物学、気候や大気に関連した大気科学、宇宙物理学、太陽物理学の研究をさらに進めることができる

宇宙まで行ける気球、スペースシップ・ネプチューン

スペースシップ・ネプチューン。

Space Perspective

出典:Space Perspective


スペース・パースペクティブは、NASAのシャトル着陸施設が使用できるようにスペース・フロリダとリース契約を締結した。同社はフロリダに2つ目の発射施設を持ち、世界各地に同様の施設を増やす計画だ

宇宙まで行ける気球、スペースシップ・ネプチューン

スペースシップ・ネプチューン。

Space Perspective

出典:Space Perspective


スペース・パースペクティブは、非営利団体のSpace for Humanityと提携し、同団体の市民宇宙飛行士プログラム(Citizen Astronaut Program)を進めている

宇宙まで行ける気球、スペースシップ・ネプチューン

スペースシップ・ネプチューン。

Space Perspective

出典:Space Perspective

[原文:A startup is building a balloon to transport tourists to the 'edge of space' for $125,000. See what the Spaceship Neptune may look like.

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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