「小池さんは外出するなと言うけれど…」GoTo除外の東京の街はいま。

4連休初日、銀座4丁目の交差点は…。(2020年7月23日)

4連休初日、銀座4丁目の交差点は…。(2020年7月23日)

撮影:吉川慧

4連休初日、「GoToキャンペーン」から除外された東京の街は ——。

7月23日から4連休がはじまり、政府の観光支援事業「GoToトラベルキャンペーン」がスタートしたが、東京都だけは対象から除外された。

都外に出かけるのを自粛する動きがある一方、「都内であれば…」と近場で休日を過ごす動きがあるようだ。

傘を差しながら「銀ブラ」する人々(2020年7月23日)

傘を差しながら「銀ブラ」する人々(2020年7月23日)。

撮影:吉川慧

時折、小雨ちらついたこの日。東京・銀座の目抜き通り「銀座通り(中央通り)」は歩行者天国になっていた。街ゆく人はみなマスク姿だ。

正午すぎ、有名和食店の店の前には行列ができていた。待っていたのは7組。店員によると、待ち時間は「40分程度」。客足はコロナ禍前の8割ほどだという。

近くにある老舗のパーラーにも行列。蒸し暑い陽気のせいか、散策の途中で冷たい飲み物や甘味を求める人がいるようだ。

都内の企業に勤務し、ランチを食べにきたという新宿区在住の50代女性はこう話す。

「4連休、ずっと籠もっているのも…。コロナの影響で客足が冷え込んでいたお店も応援したいです」

「同じように都内に住んでいる同僚も、都外には出かけにくいが都内であれば出かけたいと言っている人が多い。自宅から1時間圏内が目安になっているみたい。時間指定チケット制の美術館や博物館に出かける人もいる」

「小池さんは“4連休はできるだけ外出するな”と言っていたけど、お客さんがいなくなったら誰がお店を助けてあげるんですか?」

「ちゃんとしたお店は、どこも感染防止に気を配っている。補償や支援のない自粛の呼びかけに、果たして何の意味があるのか」

オリンピックまであと1年となったこの日、小池知事は東京都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに366人確認されたことを明らかにした。

現時点で「7月の4連休」は今年だけ

この4連休、実は今年だけの特別なもの。本来であれば、7月24日に開会式を迎えるはずだった東京オリンピックにあわせて、2018年に「改正東京五輪・パラリンピック特別措置法」でつくられたものだからだ。

開会式前後と同様、閉会式があるはずだった8月9日の前後(8月8〜10日)にも3連休がある。10日の祝日は、もともと7月11日だった「山の日」を移したものだ。

2021年に延期された東京オリンピックの開会式・閉会式の前後にも、今年同様にそれぞれ4連休・3連休を設ける場合、新たに法律の改正が必要となる。

(文・吉川慧)

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